チェコ暮らしの記録

チェコのプラハでの生活

放射線治療(除痛)終了

2010年12月29日 | 中咽頭がん 闘病
更新が滞って、ご心配をおかけしました。

ダーリンは、今月中旬までわき腹の痛みを緩和するための放射線治療を受けておりました。
肺の転移巣は背中側にあって、外側に押してきています。それなら背中が痛むのでは?と思うのですが、神経がぐるりと周っているそうで、体の前面がジクジクするのです。

照射するのは、神経を刺激している病巣ですから、背中側です。
回数は、地元病院の放射線医と相談して、2Gy×20回に決めました。

<1週目~2週目>
のどへの照射と違って、痛くもかゆくもありませんから、ダーリンも余裕たっぷりで、通院の帰り道は、運動のために約30分のウォーキングをしておりました。

<2週目すぎ>
外回りの冬支度を少しずつしているダーリン。この日は裏庭で剪定をしました。
写真のハシゴを、車庫からあちこちへ持ち運んでの作業です。



翌日、胸の筋肉(or筋?)に激痛が。
上半身に力を入れられず、しばらくの間、不自由な生活を強いられることになりました。

寝ることはできるが、起き上がれない。寝返りが打てない。車で出かけようにも、車庫のシャッターが上げられない。
放射線治療で「終わりましたよ。」と言われても、自分で起き上がれず、ジタバタしていたら、技師さんが助け起こしてくれたそうです。
「お手伝いしますから、だいじょうぶですよ。」と声をかけてくださり、これを境に毎回起こしてもらうはめに。
(病気が進行して)弱って起き上がれなくなったと思われたようで(^^;;
優しい技師さん、どうもありがとうございました。

<3週目~>
放射線治療の副作用が出始めて、食欲が極端に落ちました。
体重も下がりに下がって、最低記録更新です。

<終了後>
現在、食欲は少し戻っていますが、食べる量は以前よりかなり減っています。
筋肉痛(?)はだいぶ改善されましたが、力を入れるのはNG。
それでも、普通にお出かけもしているし、軽い雪限定で(笑)雪かきもしています。

肝心の治療効果ですが、痛みはだいぶ軽くなって、痛み止めの薬を徐々に減らしています。
風邪をひかぬよう気をつけながら、新しい年を迎えたいと思います。
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2 コメント

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Unknown (SY)
2011-01-05 23:23:48
お久しぶりです。

私事ですが、昨年12月に職場復帰致しました。
1年10カ月の休職でした。

先月は体を慣らすことに専念し、今月からは少しずつ仕事モードに切り替え中です。

副作用である唾液減少は相変わらずです。
仕事でもペットボトルは手放せません。

それでも食事は麺類などは食べられるようになっているので、昼食は食堂のうどんなどが食べられるようになりました。

自覚ある回復はありませんが、少しずつ生活の質を戻しつつあるかなと思っております。

ターニャさんのダンナさんも治療の辛さ少なからず分かるつもりです。頑張ってる方にこれ以上頑張れとは申しませんが、少しでも励ましの言葉を贈れると良いのですが...

お互い風邪など引かぬよう冬を乗り切りましょう。

ダンナさんに宜しくお伝えください。
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>SYさん (ターニャ(管理人))
2011-01-24 01:11:17
お久しぶりです。
職場復帰おめでとうございます!

外で食事がとれると嬉しいですよね。ダーリンひでも、外出先で普通に食事できたとき、大きな自信になって回復に拍車がかかりました。

治療直後に比べると、間違いなくQOLが上昇されていると思います。
順調に回復されますよう、心よりお祈りしています。
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