忌野清志郎さんの癌転移のニュースが駆け巡りました。
まず確認しておきますが、彼は喉頭癌です。
ネット上には、喉頭癌を咽頭癌と勘違い(違いが分からない)人たちが発信した、清志郎さん情報が飛びかっていますが、まったく違う病気です。
喉頭癌は、頭頸部癌の中では患者数が多く、予後も良い(生存率が高い)癌です。咽頭癌ほど転移が多くないため、原発部を手術でとればほぼ100%助かります。ただし、この方法では声を失います。技術のある病院なら、癌が小さい場合には放射線治療で根治に持ち込めますし、再発したり、放射線治療が無理でも、発声機能が残るように部分切除する方法もあります。ダーリンひでと、清志郎さんが治療した、国立がんセンター東病院は、声の温存に力を入れている病院なのです。
清志郎さんが東病院に入院しながら、「声が変わるから」と放射線治療を拒否して、抗がん剤治療だけしたと聞いて、ずっと違和感を持っていました。頭頸部癌は、抗がん剤単体での効き目がほとんどないからです。国立がんセンターの方針は「手術できる場合は手術→無理なら放射線→手術も放射線治療も無理なら抗がん剤」です。(初期の喉頭癌は、第一選択が放射線)
つまり、手術も放射線も選択できない病状だったのではないでしょうか…。
すでに、骨への放射線治療を受けているとの報道ですが、治すための治療ではありません。骨へ転移すると痛みがひどいので、痛みを和らげるための「緩和治療」として、放射線をかけるのです。
これ以上、転移が進まないことを祈るばかりです。
まず確認しておきますが、彼は喉頭癌です。
ネット上には、喉頭癌を咽頭癌と勘違い(違いが分からない)人たちが発信した、清志郎さん情報が飛びかっていますが、まったく違う病気です。
喉頭癌は、頭頸部癌の中では患者数が多く、予後も良い(生存率が高い)癌です。咽頭癌ほど転移が多くないため、原発部を手術でとればほぼ100%助かります。ただし、この方法では声を失います。技術のある病院なら、癌が小さい場合には放射線治療で根治に持ち込めますし、再発したり、放射線治療が無理でも、発声機能が残るように部分切除する方法もあります。ダーリンひでと、清志郎さんが治療した、国立がんセンター東病院は、声の温存に力を入れている病院なのです。
清志郎さんが東病院に入院しながら、「声が変わるから」と放射線治療を拒否して、抗がん剤治療だけしたと聞いて、ずっと違和感を持っていました。頭頸部癌は、抗がん剤単体での効き目がほとんどないからです。国立がんセンターの方針は「手術できる場合は手術→無理なら放射線→手術も放射線治療も無理なら抗がん剤」です。(初期の喉頭癌は、第一選択が放射線)
つまり、手術も放射線も選択できない病状だったのではないでしょうか…。
すでに、骨への放射線治療を受けているとの報道ですが、治すための治療ではありません。骨へ転移すると痛みがひどいので、痛みを和らげるための「緩和治療」として、放射線をかけるのです。
これ以上、転移が進まないことを祈るばかりです。
またメールしますので、宜しく。さて、続きをやらねば・・・。はらへったなぁ。
ダーリンひでと「放射線治療は有名人でも、別室でやるわけにはいかないよね。どうするんだろ~」と話していたら、清志郎さんにいきなり会ってびっくりです。田舎者は、有名人に慣れていないので、めちゃくちゃ興奮しました。
同じ病院で治療を受ける癌仲間なので(勝手にそういうことに)、みんな良くなりますように!