チェコ暮らしの記録

チェコのプラハでの生活

甲状腺機能低下

2009年09月10日 | 中咽頭がん 闘病
化学療法スタート。24時間×5日間の連続投与です。
「前回より点滴数が少ないから、楽だよ。」と、ダーリンひではまだ余裕です。

朝夕の2回、顔を出してくださった内科の主治医T先生から、もたらされた新情報。ダーリンに、放射線治療の晩期副作用である、「甲状腺機能低下」が出ているそうで、薬を処方してくださいました。

そうです。思い出しました。前頚部全体に放射線治療を受けると、甲状腺機能の低下がおこることがあると、インターネットで情報を得ていたのです。投薬で比較的簡単に治せること、咽頭癌治療では唾液減少や、誤嚥、開口障害など、もっと深刻な後遺症があるため、医師も、甲状腺検査までは気がまわらないこと。ここまで調べて「今度、先生に調べてもらおう。」と思って忘れていたのです。

具体的な症状を調べてみると、寒気、貧血、だるさ、傾眠、低血圧…。思い当たることばかりです。

・治療終了後、徐々に改善していたヘモグロビン値が減少に転じて、「貧血が進んでいる」と指摘されたこと。

・先日、肺生検で入院した時、血圧の上が100に届かず、看護師さんに「低血圧ですか?」と聞かれ、ダーリンと二人で「??」と顔を見合わせたこと。

・体重や筋力が戻っているのに、少しウォーキングすると眠ってしまうこと。

放射線治療や抗がん剤の副作用と重なる部分もあるのでしょうが、甲状腺機能が低下していたなら、合点がいくことばかり。服薬で改善されれば、体もずいぶん楽になっていくことでしょう。

少しでも良い状態で病気と闘えるように、全身を管理してくださるT医師に、あらためて感謝です!!

 
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