はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

プチハッピーより小さな『ナノハッピー』

2022-02-01 23:36:06 | 日記

退院すると

全ての何気ない日常生活の一つ一つが

幸せに感じる。

 

うちには段ボール箱の空き箱を利用したゴミ箱が

全ての部屋に置いてあるが

ごみの収集日の前の晩に

全てのごみ箱から

一つの指定ビニールゴミ袋に集結させ

その大きいゴミの充填した袋を手に持って収集所に持ってゆく。

ゴミを出したときの爽快感。

 

あ~すっきり。

これも幸せである。

 

また

お風呂を沸かしたんだけど

沸かしたりなくて

冷たい湯船に

身を沈めながら

寒さに凍えてるときでも

追い炊きをしてるうちに

徐々にお湯が温まってゆくときの

安堵感は

何物にも代えがたい幸福感に包まれる。

また

顔の表面の

ブツブツを

爪先ではがす。

指先に

白い粟粒のようなモノがとれる。

この粟粒を

左人差し指の爪の上に乗せ

右爪でつぶす。

つぶれた粟粒を眺めながら

しばし陶然となる。

 

 

 

これもまた

小さな小さな幸せの一つである。

 

 

 

 


冬季五輪か~

2022-02-01 17:07:47 | スポーツ

北京の冬季五輪って

楽しみですか?

私はどちらかというと

「あ~あ」

めんどくさそうにため息をつく派である。

ただでさえテレビは

面白い番組が少ないのに

五輪関係の番組で占められて

(将棋やドキュメントなど)

数少ないいつも視聴している番組が

延期になるなんてさぁ。

むしろ五輪が始まって

ガッカリ感の方が強い。

 

ま、せいぜい

男女のジャンプと

女子のスピードスケートの時間だけ

テレビをつけとくぐらいで

それでも

ながら見だと思う。

 

 

フィギャアスケート中継は

観ない。

スポーツニュースで

チラとVTR映像ぐらいだ。

フィギャアといって

パッと思いつくことといえば

「ジャネット・リンが

いつも肝心なところで尻もちをつく」

「渡部絵美選手の太ももがエロい」

「『靴ひもがほどけた』といって

泣きながらコーチの所へ駆け寄った

お騒がせのアメリカの選手」

「しゃべりを聞くと頭の良さを感じさせる村主章枝選手」

 

ぐらいしか思い浮かばない。

 

私の世代で冬季五輪と言えば

札幌五輪。

なんといっても

ジャンプの笠谷選手にとどめを刺す。

 

当時生まれてなかった姪っ子も

次のように述べている。

曰く

「もちろん

 札幌オリンピックでの戦いや笠谷選手の経歴とかって

 まったくわかるわけないんだけど。

 表彰台に立って

 金メダルをぶら下げた笠谷選手を一瞬見ただけでも

 あ~ただものではない顔つきというか

 金メダルの風格を感じさせるよね」

と。

 

休み時間

友達に、よく背中の服を引っ張ってもらって

カラダを前に倒し

斜めの姿勢になり

「かさや!」

なあんて

モノマネしませんでした?

 

我々の世代は

みんなしたよねぇ。