9月5日に
若ママ猫の不妊手術を依頼し
二匹の子猫を引き取ってもらおうと
気持ちが固まりかけたが
4匹のどれにするかを選ぶなんぞ
すくなくとも今は、とても出来ぬと
よこたわる若ママ猫のおっぱいを
一生懸命飲む子猫たちの姿を眺めて
しみじみ思った。
で。
次の不妊手術日の10月20日まで
結論は先送りにすることにした。
最初の巣は
一階の雑貨を入れる容器に出産。
すぐに
げた箱に移動し
次は二階のベランダの奥。
その次は、母の寝室にある机の下。
そして今は隣室の
私のパソコンを置く机の下。
「あっ。イタタ...」
鼻黒三毛の子猫にすねをかまれてしまった。
四匹は、私の部屋で『暴れ&爆睡』を繰り返して
すくすくと育っている。
よく考えてみると
若ママ猫が引っ越しをする経緯をたどると
徐々に
二階の奥から一階へ降りる階段の近くの私の部屋と移動している。
きょうは
若ママ猫は
階段を三段ほど降りるや
振り向き振り向き
二階の廊下で走り回っていた子猫たちに
「さあ。チャレンジよ。こっちにきなさい」
と、初めての冒険を促すべく誘い
「にゃあにゃあ」
ないていたのだった。
このままでいくと
若ママ猫と子猫たちは
我が家から出て行ってしまうんだろうか。
私はすぐさま机の引き出しから
まだフイルムが残っていた『写るんです』を取り出し
親子五匹を撮りまくった。