はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

『はな』よ!

2022-09-20 13:49:46 | 

若ママ猫に『はな』と名付けた。

以前に暮らしていたワンコの名が由来。

はなは、寝そべってるものの

食欲は出てきたようで

ちゅーるならば

与えるだけ食べるようになった。

 

ちゅーるを口元に差し出すと

左の手の先っちょの丸い小さな『キャッチャーミット』を

少し九の字に曲げ、爪は出さずに

私の親指の付け根付近をハッシと掴む。

「離さないかんね」

とばかりに。

私は、夢中で舐めている彼女に囁く。

「子猫も固形食を食べられるようになったしさあ。

いいよね。新たな人生、ならぬ、猫生を歩ませても」

はなは、食べ終わると

『雪女』の切れ長の目のようなつぶらな瞳で

コチラを眺めた。

 

 

 


どこにもない

2022-09-20 03:02:19 | 日常生活

今のうちに

猫たちの姿を

写真に残しておこうと

近所のドラッグストア、ホームセンターに行ったが

『写るんです』などの使い捨てカメラがなかった。

まだ日本にはアナログ人間(とくに年寄り)の

高齢化社会では

昭和の便利グッズの需要はけっこうあると思うんだけどな。

ひとつぐらい置く店があってもいいでしょ。

ひとつぐらいは。

このまえは

自宅の固定電話が壊れたので

近所の公衆電話を探して

歩き回ったが

駅前もコンビニでも

郵便局も

まったく一つもなくて

あるドラッグストアの店員に

ここから一番近い公衆電話の場所を尋ねると

その店員は親切にも

「コレ僕のを貸しますよ」

と胸元から自分のスマホを出して渡してくれたのである。

 

で、無事、競馬投票ができたわけだ。

 

とにかく

デジタル化社会には全く異論はないが

いきなり

すっぱり切り替えるのではなく

徐々にグラデーションのように変えてほしい。

 

追伸。4匹の子猫たちは、親戚の人脈の助けを借りて

   もらってくれる人を探すことになった。

   早く見つかってほしいけれど

   運良く見つかり  

   別れるときになったらなったで

   ...寂しいだろうな~。