かあちゃん猫にとっては何匹めだかさだかではないが
今の子猫たちが1階居間で運動会をしていたので
もしやと思って
テレビの周囲を点検したら
白いコードが外れてました。
それをコンセントに差し込むと
地上波のテレビが鮮やかに映りましたよ。
にゃ~んだ。
子猫たちが外しちゃったんだ。
治るといや
ボクモ糖尿病とその合併症の腎不全が治ったわけど
より辛かったのは
それらのストレスからくる精神的病(やまい)でしたね。
精神に不安定を引き起こし
もはや病的と呼ばれるまでになる糖尿病患者は多い
とくに若い女性や真面目な患者に多い気がする。
なぜ糖尿病の合併症の一つに加えられていないのか
つくづく不思議だと思う。
ボクは強迫神経症になった。
1日に何回も手を洗うというやつだ。
難聴の進行で悩んでいたベートーベンもそうだったらしい。
しかしそういう土壇場の所で
『第九』という最高傑作が生まれたのだから皮肉なものだ。
ところで
そういう糖尿病患者の『七転八倒の奇行』について
家族の理解を得られるかというと
おそらく100パーセント得られない。
健常者たちは
せいぜい「糖尿病は甘い物を食べなきゃいいんでしょ」
なんてトンチンカンなことで述べて
知ったつもりになってるからだ。
そんな時自分を救うのは自分しかない。
重い腰をよっこらしょと上げ
当時、飯田橋にあった警察病院の精神科
加藤先生の診察を受けた。
先生に症状を説明し、さらに
「実は先週、父に『おまえは病気に甘えてるんだ。エチオピアの飢えた子供たちを見ろ。よっぽどお前より気の毒な子どもたちなんだぞ」と言われ殴られました」
と訴えると
数日後
加藤先生は父を呼び出し
コテンパンにしかりつけたという。
有難かったなあ。
一方、強迫神経症は
先生から処方してもらった薬で
目に見えて回復していったのだった。
精神の病気というと
つかみどころのなく
どうしてよいかわからなくなると思うけど
よっこらせと自らを奮い起こし
前へ進もうとする意欲さえあれば
なんとかなるって。
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