8月12日深夜から13日未明にかけてのペルセウス座流星群の観測に野呂山に出かけました。
肉眼での観測についてはほぼ満足できるものと言っても良いのですが、デジタルカメメラによる撮影については散々でした。
観測場所の野呂山ビジターセンター前の駐車場は結構すいている感じでしたが、
近くでも車の出入りもあり、インターバルタイマーで撮影続けていた"K-50"以外はヘッドライトが消えるまで撮影中止することになりました。
駐車場より少し高いところに遊具のある公園があったので、そこまで上がればもう少し条件良く撮影できたかもしれません。
35mm版のフルサイズのカメラであれば、20mm、24mm、43mmのチョイスもそれほど悪いものではないのですが、APS-CサイズのCCD&CMOS機ではあまり広範囲をカバーできるものでもありません。
それをカバーするためにもカメラを向けていた方向が天頂より西より、東より、南よりとそれぞれ別方向にすればよかったのかもしれませんが・・・。
標準ズームの広角端であれば18mmなのでもう少し広い範囲を撮影可能なのですが・・・開放F値があまり明るくないですし・・・。
DA14mmF2.8あたりの広角レンズが欲しくなります。それよりも"K-1"が欲しくなります。
istDS、K10Dではシャッター膜を開けていた時間と同じぐらいノイズリダクションの作業があるのであまり天体撮影には適さないという風に考えていましたが、カスタム機能でオフにすることができるようです。(K-50では高感度ノイズリダクションと長時間ノイズリダクションの2通りがあります。 )
インターバルタイマーの無いこれらの機種でもノイズリダクションの時間を利用してインターバルタイマー風の撮影も可能のようで、連写モードにしておいてレリーズロックにして、30秒露出+30秒ノイズリダクションという事で1分のインターバル撮影となるでしょう。
広角端が36mm相当なので持参しなかったのですが、インターバル撮影が可能な"Canon PowerShot S2IS"を使えばよかったかもしれません。
ISO感度が400相当までしかないのですが、一応15秒まで使えますし・・・。
FZ200にはインターバルタイマーの機能がなく、バルブ撮影機能もありません。
後継機にあたるFZ300やFZ1000であればインターバルタイマーの機能もあり、バルブ撮影も可能(FZ300は最大約60秒、FZ1000は最大約120秒)のようです。
純正品のケーブルスイッチDMW-RSL1は結構なお値段するのもですが、互換品であれば程々の値段でいけるとおもいますが・・・。
銀塩カメラを使った時は、レリーズを使いバルブ撮影にしておいて、星が流れた事を確認後、シャッター切り終わり、フィルムを巻き上げて次の撮影にという方法でした。しし座流星群の時の写真がどこに行ったのか???