今回の日曜美術館は現代アートです。
横浜で三年に一度開催される、現代アートの祭典「ヨコハマトリエンナーレ2014」が取り上げられました。
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テーマは「世界の中心には忘却の海がある」です。
私には、テーマからして意味がよくわかりません。
番組によると、捨てられたオモチャや古い写真に刻まれた記憶、
巨大なゴミ箱の中に積み上がるガラクタ、
普段忘れてしまっていることは、失われていくものの中にこそ、
大切な何かが潜んでいるというものです。
そんなメッセージを秘め、19ヵ国、65組の作品が展示されています。
番組で紹介された、現代アートを紹介しましょう。
正直に申し上げて、私にはちんぷんかんぷんでした。
「Art. Bin(アート・ビン)」マイケル・ランデイ 2010 /2014
高さ7mの大きな作品です。
Binとはゴミ箱です。
作者曰く、「一見、何の価値もないものにどんな価値を与えるか
とにかく、ゴミに引かれている」そうです。
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「無題」ジョシュ・スミス(アメリカ)2014
全く描かれていないように見えますが、近づくと、
白い絵の具と筆の跡が見えます。
テーマ「沈黙とささやきに耳をかたむける」
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「無題#10」アグネス・マーテ イ ン(アメリカ)1988
グレーの下地に白の太い線
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「海(題名のない作品集より)」ヴィヤ・セルミンス 1975
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「銃を撃つ手」 ヴィヤ・セルミンス 1964
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「法と星座・Turn. Coat/ Turn. Court」Temporary. Foundation. 2014
監獄と法廷とテニスコートの3つが響き合う空間だそうです。
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「無題(ソープ・バブル・セット:コペルニクスの体系)」1947頃
作者はジョセフ・コーネル(アメリカ)
生涯箱のシリーズを創り続けたそうです。
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日本人の作品です。
「演劇公演「日輪の翼」のための移動舞台車」やなぎ三輪2014
トレーラーに描かれた作品です。
実際、この車で全国を移動するそうです。
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「華氏451度(1957年版)」ドラ・ガルシア(スペイン)2002
モデルはSF小説「華氏451度」です。
映画にもなりましたので、知っておられる方もいると思います。
華氏451度は紙が燃える温度です。
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「何もすることがない・10月(みみず)」福岡道雄1999
模様は、何もすることがないと彫刻されています。
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「アイ・オー ーある作曲家部屋」毛利悠子 2014
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「ジャーマン・アンクスト」グレゴール・シュナイダー(ドイツ)2014
何もない部屋、空間です。
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「網膜屋/記憶濾過小屋」大竹伸朗 2014
この作家は、廃材などを使って表現する現代美術家だそうです。
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私にはこれが現代アートだと言われても、なかなか理解できません。
私の感性に少しも響きませんでした。
でも人の感性は様々で、こういう作品が好きな方も大勢いらっしゃいます。
皆さんは、いかがでしたでしょうか。