昨日の日曜日も朝から絶好の秋晴れです。
休日は妻と買い物や美術館通いと決めているのですが、
肝心の妻は土日とも仕事です。
年内で定年退職なので、もうそろそろ後任に任せて、
ゆっくりしたらと思うのですが、最後までやり遂げたいようです。
仕方がないので、いつものように一人で外出です。
向かったのは、上賀茂神社で行われる笠懸神事の撮影です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/3b/73270eacd372797f96d300444c8aba99.jpg)
世界遺産上賀茂神社の本殿です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/ba/4ffdb9f96a519ade047024d0a21637d6.jpg)
笠懸(かさかけ)は、日本書記にも登場する日本古来の弓馬術で、
騎射が失踪する馬上から的を狙う勇壮な神事です。
上賀茂神社の 境内の芝生で行われる笠懸は 、
平成17年に800年ぶりに再行されたものです。
馬上から的を狙うと言えば、流鏑馬が有名ですが、その違いは、
「笠懸は、疾走する馬上から的に鏑矢(かぶらや)を 放ち的を射る、日本の伝統的な騎射の技術・稽古・儀式・様式のこと。流鏑馬と比較して笠懸はより実戦的で標的も多彩であるため技 術的な難易度が高いが、格式としては流鏑馬より略式となり、余興 的意味合いが強い。流鏑馬、犬追物と並んで騎射三物と称された。」(Wikipedia)とのことです。
観覧席とその向こうが芝生の馬場です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/ba/81d444b77b63c5c4a64633ca3b108b22.jpg)
笠懸神事のひとつ、天に向かって弓を射る動きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/54/911d1a05fd83598c73d2d94f0a01d04c.jpg)
騎射をつとめるのは、男性4名、女性2名です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/3f/60627fc5ccd81ddfd1f769c301a0427c.jpg)
上賀茂神社正面鳥居付近から本殿に向かい馬が駆け、
騎射が馬上から走りながら的に弓を射るのです。
観覧席は逆光で、しかも 騎射の人の顔が見えません。
あちこち移動し、やっと撮影気場所を確保しました。
疾走する馬上で弓に矢をつがえます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/f2/bdc730484401e30267c2a328ece02087.jpg)
うち放たれた弓も見えますでしょうか。
的に当たり、割れると大きな拍手がわきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b7/4fc8906affbcd2a523706d61aae3189a.jpg)
狙いを定め、的に射る瞬間です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/fe/04733f614ddb11bbcf87f5ed5aa91366.jpg)
女性です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ff/b323b4d0c8454fadf724df237fd349ec.jpg)
いつも思うのですが、馬は早い。
あっという間に駆け抜けてしまいます。
しかも揺れる馬上です。
的に当てる弓の技術は大変なものです。