今日は久しぶりに座禅会の記事を投稿します。
毎月第二日曜日、朝の8時から10時まで、建仁寺で座禅会が行われています。
私はもうかれこれ10年近く、気の向いた時に参加しています。
いつもは車ででかけるのですが、昨日は市バスにしました。
朝の花見小路をぶらぶら歩いて行きたかったのです。
あいにく小雨降る朝ですが、気温は4度と前日の0度より随分ましです。
朝の花見小路、石畳が濡れています。


建仁寺北門から入ります。

座禅会場の庫裏・方丈に入ります。

建仁寺の座禅会は祇園にあるせいか、観光客が多いのも特徴です。
いつも若い方が多いのですが、今回も20代の方、外国人も多く目につきました。
彼らは本国でも経験があるのでしょうか。座り方もしっかりしています。
この座禅会はどちらかというと初心者向けで、座禅は20分2回です。
座禅会場は大方丈の4つの部屋ですが、いつもいっぱいです。
今の時期の座禅会は、とても寒いのです。
襖は全て開けられますので、ほぼ外気と同じ温度です。
厚着をしていきますが、座禅中は裸足になり、コート類は脱ぎます。
私は時間が経つと寒くて大変ですが、やはり若い方々は元気です。
座禅終了後は、般若心経と白隠坐禅和讃の読経、茶礼(お茶とお菓子)の後、
小堀管長の提唱、『碧巌録』第五十三則「百丈野鴨子」を拝聴します。
管長は、いつも座禅は自己を見つめること。励ますように説法します。
庭園と襖絵を撮影しましたので御覧下さい。
方丈前庭


○△□の庭

潮音庭

海北友松の襖絵


お馴染みの『風神雷神図屏風』(複製)

金沢翔子氏の『風神雷神』

方丈を出ると、両足院境内にある毘沙門堂で、祇園の手作り市・寅市が開催されています。


ロウバイ

白梅も花を咲かせ始めました。

建仁寺を出て、祇園花街の町並みを撮影して帰宅です。


電気などのメーター類も露骨に見えないように

ベンガラ格子は落ち着きます。





一力さん

東山魁夷のスケッチ「一力(祇園)」です。
