京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

洛北 圓光寺の青もみじ

2015-05-19 05:25:01 | 2015青もみじ


洛北の紅葉の名所、臨済宗南禅寺派の圓光寺を訪れました。
ここの秋の紅葉は、実に美しい景色です。

圓光寺山門です。





拝観受け付けを済ませ本堂、庭園に向かいます。

まず目に入ってくるのは、奔龍庭と呼ばれる枯山水庭園です。
渦を巻き、さまざまな流れを見せる白砂を雲海に見立て、天空を自在に奔る龍を
石組で表現しています。










中門です。





中門をくぐると、苔と青もみじの美しい「十牛之庭」があります。
本堂に入ります。





玄関の艶やかな襖絵が目を引きます。





富岡鉄斎籐の襖絵





本堂横の書院から見える青もみじです。










昨年秋の紅葉の景色です。





牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を題材に、近代初期に作られた、
池泉回遊式庭園を歩きます。





新緑のまばゆい緑が実に心地よいのです。
































庭園南側の洛北最古の泉水、栖龍池です。
池に移る青もみじの景色も好きです。





竹林のなかの石仏





緑に囲まれた鐘楼






竹林





裏山には圓光寺開基徳川家康公の歯を埋葬した東照宮があります。





裏山から見える洛北の眺望





圓光寺では日曜座禅会も行われています。
座禅堂です。





円山応挙の「雨竹風竹図屏風」









圓光寺では毎週日曜日早朝(午前6時~8時)坐禅会が開催されています。
坐禅のあとは作務、粥(朝食)、法話だそうです。