京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

伊勢撫子(イセナデシコ)

2015-05-28 08:51:01 | 京都花めぐり

めずしい花もあるものです。
ふだん見なれた撫子とはずいぶん異なり、花弁が細く垂れ下がっています。

伊勢撫子は、江戸時代寛政の頃に伊勢地方(三重県の松阪地方)で作られた品種で、
京都や江戸で広まったものです。
光格天皇(1771ー1840)に献上され、京都の宝鏡寺で「御所撫子」として保存されてきたそうです。
また同時期に江戸に持ち込まれ、珍品として大流行したそうです。

現在は三重県の天然記念物に指定されています。
京都の植物園の 加茂川門を入ったところに展示されていました。










































まだ五月だというのに、連日の真夏日はいったいどうしたことでしょう。
昨日、京都の五月の最高気温34.9度を百数十年ぶりに更新するのではと、
テレビ局数社が色めきだち、四条の鴨川あたりで中継していました。
結果は36.6度でした。マスコミ的には盛り上がらなかったかもしれません(笑)
朝から真夏のような暑さで、昨日は朝の散策も中止しました。

今日は朝の涼しいうちに、散策にでかけて8時過ぎに帰宅です。
その後、庭の芝生が伸びてきましたので、電動芝刈り機で芝刈りです。
30分ほどで終了し、休憩しながらの投稿となりました。

読者の皆様も暑さに御注意ください。