京都の洋館第十二回目は、京大特集です。
京都大学も古い洋館が多く残っています。
京大正門(1893,明治26年)
設計は山口半六、久留正道です。



京都大学百周年時計台記念館(1925,大正14年)
設計は武田五一(京都帝国大学営繕課)、鉄筋コンクリート造りです。
京大を代表する建築物です。



旧石油化学教室本館(1898,明治31年)
設計は山本治兵衛、増築の一部は永瀬狂三、レンガ造り二階建
この建物は「別名ノーベル賞の館」と呼ばれています。
湯川秀樹、朝永振一郎、福井謙一が学んだことから付けられているそうです。



留学生ラウンジ「きずな」(1916,大正5年)
旧理学部教室、設計は永瀬狂三、山本治兵衛。
レンガ造りの平建です。


京大法経本部(1933,昭和8年)
設計は大倉三郎、内藤資忠

尊攘堂(1903,明治36年)




京都大学文学部陳列館(1914,大正3年)
設計は永瀬狂三、山本治兵衛、レンガ造り二階建



工学部土木工学教室本館(1917,大正6年)
設計は永瀬狂三、山本治兵衛。
大正期京大レンガ造りの代表作です。


工学部建築学教室本館(1922,大正11年)
設計は武田五一、京大最初の鉄筋コンクリート造りです。


工学部3第号館(1891,明治33年)
設計は山本治兵衛、永瀬狂三。
玄関だけ保存したレンガ造りです。

以上は本部構内です。
次回、本部構内以外の建物を紹介します。