台風一過、数日は青空に恵まれましたが、その後は曇りや雨続きです。
秋雨前線の影響だそうですが、しばらくは不安定な天気が続きそうです。
昨日も朝から降り続き、いつまでも降りやまないので、雨の中散策にでました。
ナンバンギセルが咲いているというので早速植物園に向かいます。
ナンバンギセル 別名オモイグサ(思草)
南蛮煙管に似ていることからの命名でしょうか。
古くは万葉集にも登場する、一年草の寄生植物です。
この植物、自分では葉緑素を持たず光合成は行わないのです。
それで他の植物、ここではススキに寄生しています。
『道の辺の、尾花(をばな)が下の、思ひ草、今さらさらに、何をか思はむ』 (万葉集巻十)
尾花はススキです。
道端の尾花の元に咲いている思ひ草のように、いまさら、何を思い悩んだりしま しょう。あなたのことだけ想っています。という意味のようです。
私はこの歌からは想像できないですが、、、、、。


ナンバンギセル以外の草花もお届けします。
スズムシバナ



ハクサンフウロ

カリガネソウ

ハギ

キレンゲショウマ

フジカンゾウ

ハクサンシャジン

フジカンゾウ

トウテイラン

タマノカンザシ

アザミ

カラマツソウ

オミナエシ(女郎花)

ヤブラン

彼岸花に似ています。彼岸花科です。
リコリス・ジュソニアナ


ツリガネニンジン

キンミズヒキ

シュウカイドウ

イセハナビ

秋といえば、栗もいいですね。

キノコがアチコチに生えてきました。

あんパンと見間違うようです。

途中、ドシャブリの強い雨が降ってきました。
雨宿りする場所がなかったので、大木の下で雨宿りです。
出かけるときは小雨だったので、雨靴ではなくスニーカーです。
結局びしょ濡れになってしまった昨日の散策でした。