本日二本目です。京都の洋館シリーズ第十四回です。
聖トマス学院(1923,大正12年)
設計は武田五一です。
明治から大正にかけて関西を代表する棉業商だった山口玄洞の住宅でした。
印象的な車寄せがある武田五一の代表建築の一つです。
スパニッシュ風ですが、玄関まわりはアール・デコのようでもあります。
敷地内には駐車場になっているようです。
建物の痛みがひどく、悲しい気持ちになりました。
いつ取り壊されるかわかりませんので、画像は多くなりますが掲載します。
京都府立病院の駐車場に隣接しています。



特徴的なデザインの玄関です。


玄関灯ですが、照明はついていません。

玄関前の建築物

書庫でしょうか。

建物の裏です。


中庭は雑草だらけです。

建物の北側もガレージです。
北側から見た景色です。


ギャラリー工房・チェリ 旧徳力彦之助邸(1937,昭和12年)
設計は徳力彦之助、国の登録有形文化財です。
徳力彦之助が英国客船の内装部材を購入し自ら設計した住宅兼アトリエ
京都市右京区太秦組石町、広隆寺の信号を南に下がったところにあります。





日本聖公会京都聖三一教会(1930,昭和5年)
木造の教会建築で国の登録有形文化財に指定されています。
信徒の画家、園部秀治がデザインし、米人宣教師建築家バーガミニーが実施設計。
階下が幼稚園、階上が礼拝堂のなっている。
京都市中京区聚楽廻中町



