道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

佐鳴湖の朝

2018年12月16日 | 佐鳴湖公園

再び佐鳴湖の日の出を観に行った。暖かいと言っても、師走の朝の空気は冷たい。

川中で孤影を水に映すアオサギが、ひどく落魄して見えた。

続いてダイサギの群れに会う。こちらは仲間が多く、和気に満ちている。

東の空が明るくなってきた。薄明光線を観て感動する気持ちは、人間に共通するものらしい。おそらく人類脳には、毎夜訪れる闇への恐怖が沁み込んでいるに違いない。

雲が丘の端にかかっている。

漸く太陽が樹冠の中から貌を出した。

朝陽を浴びて、湖岸のメタセコイア並木に、生気が蘇る。


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