道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

フラワーパーク7

2023年06月01日 | はままつフラワーパーク
9:00開園と同時に入園した。
1時間程度の散策の目的は、アジサイとハナショウブの観賞。それと階段登りを含むウォーキング。

咲き終わった花房を伐ったり、雑草を除ったり、植栽物の管理をする人たちが作業していた。
播種・植え付け・施肥・剪定・植え替えなど、植栽物が途方もなく多いから、膨大な延人員が必要だろう。来園者の目に見えないところで、その人たちの働きが、切れ目ない花々の開花を支えている。
家庭での園芸など到底及ばないきめ細かな植栽管理があって初めて、国内有数の植物園として来園者を大勢呼ぶことができるのだろう。今日も、舘山寺温泉のホテルに宿泊した中国人ツアー客が多い。
コロナ禍が遠のいて、舘山寺スマートインターチェンジ設置の効果がようやく効いてきたようだ。

雨後のアジサイの見映えに、思わず感嘆の声を挙げた。

昭和のリバイバルソングに「雨に咲く花」(井上ひろしカバー)という曲があり、老爺が高校生の頃に大ヒットした。老爺も大いに熱唱した。なんといっても、その年頃は歌詞に感じ易い。

アジサイの花を見ると、この曲が脳裡に泛び流れる。その頃誰かに岡惚れしていたのかもしれない。この曲はオリジナルより井上ひろしのカバーが数段優れていた。





原生アジサイ園で野生種を多数観た。
山野草好きの老生は、野生のアジサイのひとつひとつの花に魅せられた。
アジサイはガクアジサイとテマリアジサイがあるらしい。
玉に成るのがテマリアジサイとか。私はどうもあの大きなボンボンの様な花が昔から好きになれない。
ガクアシサイ派である。






嫌われ者のドクダミも、花を着けると人の目を惹く。かつて私はこれが観たくて植栽し、根絶させるのに悪戦苦闘した。


水辺の好きなハンゲショウ。


水気の多い崖側に貼り付く性質があるのだろう。




半化粧を施した幼葉が、僅かに貌を覗かせていた。

ウラジロが繁茂している崖面があった。シダ類とかコケ類を繁殖させるのは難しいと思うが、高い植栽技術があるに違いない。


キンシバイ(金子梅)


「カンザンジマツツツジ」という名の花が咲き残っていた。「舘山寺松躑躅」だろうか?


ハナショウブは今がまさに最盛期。






10:00 、メロディーが流れ、噴水が揚がった。



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