中一日おいて川を見に行った。水は早くも澄んで、コサギ、アオサギ、カワウ、カルガモなどの水鳥が姿を見せていた。個体数では、カワウがもっとも多く5羽、カルガモ4羽、アオサギ1羽、コサギが1羽だった。増水で湖に流された魚群はまだ瀬に戻っていず、水鳥たちは空腹なのか普段より元気がなかった。
街道の橋の手前の川岸に、タカサゴユリが咲いていた。この台湾からの帰化植物は、在来種のテッポウユリに似て、花は清楚で品がありながら生活力が旺盛で、住宅地の至るところに進出している。雑草の中に咲く白い花は清潔感に溢れている。テッポウユリは4月から6月にかけてが花期なのに、この花は真夏に咲く。近縁なためか自然に交雑し易いそうで、今われわれが見かけるものは、既に交雑種なのかもしれない。
帰路でヒルガオを見つけた。アサガオはヒルガオ科サツマイモ属で、こちらはヒルガオ科ヒルガオ属とか。雑草扱いされているが、花は仲間の園芸種に見劣りしない。
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