道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

はままつフラワーパーク

2023年03月14日 | はままつフラワーパーク
晴天と暖かさに誘われ、浜松市西区舘山寺町の「はままつフラワーパーク」へ行ってみた。自宅から車で30分の近さにある。この前最後に訪れたのは、15年ほども前だったろうか?この園は、1970年の開園だから、かれこれ53年もの歴史がある。それなのに、数えるほどしか訪れていない。自然の山川で遊ぶに忙しかった時代と重なるからだろう。山野跋渉は不可能と見切りをつけた70歳ごろからは、市街地歩きに転じ、それなりに . . . 本文を読む
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社交

2023年03月13日 | 随想
私はこと社交にかけては、まったくその才能がない。私ほどの社交下手はないと思っている。就中(なかんずく)異性との交際は甚だ拙劣だった。スマートにいかなかった。幼い頃は、ママゴトのお父さん役として、引っ張りだこだったのだが・・・成長するに従い、女友達は減るばかり。結婚したら1人もいなくなった。思うに社交は、相手のことを深く気にかけないというスタンスが必要であるように思う。このスタンスが取れない人は社交 . . . 本文を読む
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サッパ好漁

2023年03月08日 | 随想
「ままかり」ことサッパの釣果が上がっているらしい。今日は5、60尾もの釣果の恵贈に与った。コハダが数尾混じっている。セグロイワシは何処へ行ってしまったのか全然釣れなくなったと、セグロイワシ狙いの友は嘆いていた。回遊魚の動きとはこのようなものだろう。当方はサッパが好きなので、いっこうに構わない。冗談抜きに「まんま(ご飯)」を借りに奔ることも厭わない。ソバーキュリアス実践中の老生、お酒を飲まなくなって . . . 本文を読む
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衆を恃む

2023年03月08日 | 随想
「衆寡敵せず」という言葉があって、私たちは多数の優越を確信している。少数が多数に勝てないのは常識である。ところがこの世を、優れた少数が進歩させてきた事実は、厳然と世界の歴史に記されている。革新や改革は多数からは生まれない。卓見ある少数に始まるものである。少数派の動きは速く、多数派の動きは遅い。寡が衆を制することは、現実には意外に多い。発明も発見も、寡をもって成功して来た。衆を恃んでいたら、成功は覚 . . . 本文を読む
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リュウキンカ

2023年03月07日 | 自然観察
かつて仙台在住の人に、春の山側の郊外を案内してもらったことがあった。そこで見たカタクリ、キクザキイチゲ、リュウキンカの群落の素晴らしさは、忘れられない。乾燥地を好むカタクリ、やや日陰の湿った土地の好きなキクザキイチゲ、特に湧水の溢れる谷地を埋め尽くすリュウキンカの大群落は圧巻だった。園芸種にヒメリュウキンカという花があるが、こちらは金属的光沢があり、残念ながらリュウキンカの魅力には及ばないようだ。 . . . 本文を読む
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