本表紙の印象と書家、筆耕士の話ということで、文学調なのだろうかと読み始める。
線路沿いの道を5分
宛名書き依頼のためホテルマンがやっとたどり着いた遠田書道教室。若先と呼ばれる遠田薫は役者のようないい男。が、これがなかなかアクが強いというか個性的。
三浦しをん節ゼンカーイって感じで、書道教室に通う小学生とのやり取りやら、初めて訪れたのに厄介事に巻き込まれるホテルマン続力。「じゃ、チカね」いきなりチカと呼ばれるてしまうこのノリ。
笑いながらも書の奥深さとかに感銘を受けつつ読んでます。
この作品映像化するとしたら。
最近個性的な若手俳優っていないもんなあ。
・・・あ、染谷さんっていいかも。アクが強いイメージを持ってたけど、教場で前半と後半で変化する演技は素晴らしかった。
三浦しをん 「墨のゆらめき」
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