小春日和２

11月8日
昨日に続き小春日和です。海沿いの道をエンヤのCDをかけて車を運転していたら、海の向こう側の山が、やけに綺麗に見える。穏やかないい日よりだ。こんな日は鳥海山も見えるはずと、視線を移すと思ったとおり向こうに鎮座していた。日々の暮らしに流され、こういう風景を眺めることも少ない。高台にあった中学や高校でよく放課後その鳥海山を眺めながら、ぼんやりと将来のことを考えていたっけ。そんなことを思い出していた。こんなのんきなことをしているうちに、アフガンにも冬が来る。戦争をしている場合じゃないと思うのだ。今日の食料、今日の命を確保することが、大問題だと思うのに。宗教よりも政治よりも、まずは食料、自分の命を全うすることガ一番重要な問題でしょう。国民みんなで力を合わせるべき時なのに。ああそれなのに。食料があるところからないところへ極単純なことなのに。分け合うことが出来ないのかなあ。不思議なことである。