寓居日記

毎日、何かが起きます。
どう思うか、
何を考えたか。
しっかりと自分を見つめて書いていきます。

施餓鬼

2008-10-10 11:41:00 | 日記
施餓鬼(せがき)の当番が回ってきた。10月15日、旧暦で9月17日だそうです。

町内の各班が、毎年順番に担当しています。

施餓鬼って??
年寄りに聞くと、昔、昔船が難破して、船員の死体が当地の浜に打ち上げられて、
当地の人たちが、葬ったそうです。無縁仏です。

その無縁仏の人たちを供養するために、施餓鬼というものをやっているのだそうです。

夕方お坊さんがやってきて、拝んで、町内の人たちがお参りにやってきます。

これがなかなか煩雑なものです。

お餅をついて、お団子も作り、お供えをつくり、仏様のお膳も。

お餅や、お団子は少量なのでお菓子屋さんも作ってくれないようです。

前日から、買い物をして、下準備をして、当日だって朝から準備をしなければなりません。


このころは、父の白内障の手術があり、入院中なのであまりこの統前に協力できそうにもありません。
この統前のなかで、私は50歳半ばなのに、一番の年少です。老齢化ですねえ。

だから、おとなしくしていました。
また、がさつな私がいい加減なことを言って老齢の方々を刺激してもいけないだろうし。

訳を言って、当日は協力させてもらいますが、前日の準備には参加できないことを言って了承してもらった。

お団子一つでもそれぞれに作り方が異なり、材料をどのくらい買えばいいのかそんなことまで、相談している。
そんなもん、買い物のときテキトーにすればいいのにと思ったけど、口にしたらいけないと思い、だんまりを決め込む。

町内の他の人に何か文句を言われないことが、行動基準の人々とは私はなかなか相容れないところがあります。

わが町内は、決算書を見てみると大金持ちなのです。
町内会費も徴収しない町内なのです。
施餓鬼の供養の費用なんて、微々たるものですから。
多目の分量を買ってくればそれでいいと思うのですが。

あ~~、メンド~~。
私のようなでたらめ人間には、ちょっと辛いなあ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする