NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

トイレット

2010-09-24 20:33:56 | 映画
今日は先日も書いたように有給
有給は取ったら取ったらで何をしようか迷います。
本当は去年の今頃鹿児島を旅行していたように旅行に行きたかったんだけど、最近家計が火の車なので断念。
今日は天気が悪い中、午前中ちょっと病院に行き、午後から映画を観に行き、お昼は喫茶店で読書と言う一日を送りました。
日中はほとんど外に出ていたものの、雨にも遭わずラッキーでした
今年の11月で失効してしまう有給がまだ2日あるから、いつ入れようか悩み中だけど、中々入れにくいのが実情。
旅行以外の有給の過ごし方を模索する日々が続きそうです。

今日は銀座に「トイレット」(2010年、日本映画)を観に行きました。
あの荻上直子監督の最新作と言うことで、春から公開がずっと楽しみな作品でした。
予告編は以下の通り↓
「トイレット」予告編
母を亡くしたばかりの、アメリカに住む三兄妹のもとに、日本人のおばあちゃん(もたいまさこ)がやってきて、静かな共同生活を送ると言う話。
荻上作品では「かもめ食堂」に続く全編海外ロケ(カナダのトロント)で、登場人物ももたいまさこ以外皆外国人という、荻上節がたくさん観られそうな内容になっています。
もたいまさこは基本的にほとんど台詞がないんだけど、皆から呼ばれる“ばーちゃん”の声に呼応する様子や表情の出し方は天下一品です。
“ばーちゃん”と接するうちに、バラバラだった家族が一つになっていくのが微笑ましいし、“ばーちゃん”の餃子も本当に美味しそう。
パンフレットで映画評論家の川本三郎氏(結構好きな映画評論家です)も書いていたように、祖父母と孫の関係って、親子の関係よりもホンワカしているから、その点を巧くついて、しかもトイレに関連させて描くなんて、荻上監督はなんと大胆不敵というか、本当に素晴らしい作品を作るなぁとしみじみ感じてしまいます。
“センセー”と名づけられている飼い猫も可愛すぎ。
エアギターのシーンで流れるメタルはどのバンドの曲なんだろう。
ちょっと狙い過ぎな感もあるけど、評価は満点に極めて近い《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Angelclaw/ARCH ENEMY