広島市の七本の川の中で東側を流れている「猿猴川」である。下に架かる鉄橋が、山陽本線。上が新幹線である。その先に見えるこんもりした林が「長寿園」と呼ばれ、戦前から桜の名所であった。昭和20年8月6日、この美しき公園は学徒動員生徒の負傷者と死体で埋め尽くされた。その中から私の父は、十幾人の子供たちを見つけ出し、己斐、高須、古江・・・・の自宅迄送り届けたらしい。その事実は、父の葬儀の日に初めて知った。命永らえた人、遺族の人たちの感謝の中であの世に旅立って行った。
19日夜、広島法律事務所にお世話になった人々で作られた親睦会「ひまわり会」に出席した。 思わぬ人々にであったが、中でも元参議院議員「仁比」弁護士に出会い、意気投合。坂本弁護士と共に、石綿被害者救済の為の組織づくりの協力を頂けることになった。 広島福島生協病院を中心に新しい組織を作ることになり、共立病院を中心に活動準備中の組織とともに連携して、石綿被害を拡大させてきた国の責任を追求する為の「被害者原告団」を二年以内を目処に立ち上げることになった。
協力いただける弁護士の方々である。左端が「仁比」元参議院議員弁護士である。 七月の参議院選挙に出馬予定だそうである。 石綿被害者救済に尽力いただく為に、よろしければお応援ください。
ここまで来ると、言いだしっぺの私の責任は重大であるが、やって見る価値は十分にある。 弁護士の先生方も成功報酬でいいそうだ。 世の中まだ捨てたものではないと実感している。
仁比弁護士は「上関原発一時訴訟」の弁護士として、勝利に導かれた方であるが、中国電力の手を変え品を変えての、地元切り崩しが激しく、漁民の多くが後継者がおらず漁業権がお金になる間に、お金にしたい様である。