私の愛車は、二十五年前に生産中止になった「スバル ドミンゴ」というフルタイム4WD車だ。 まだキャンピングカーが普及していない時代、軽自動車と同じ大きさで「二人なら十分に車中泊ができる」がヒット商品になった「スバル」の名車です。 昨年九月、病み上がりの体で、鹿児島県の鹿屋市の中古屋にあることを知り、奥様と一緒に取りに行った。
これがその車だ。 広島に帰ってきて、修理すること二か月、今では「自動チョーク」だけが未整備であるが、それでも大変良く走ってくれる。 軽四と同じ大きさだが、居住性が良く燃費が良い。 1200ccのエンジンで高速運転も楽々こなしてくれる。 ただマニアル車なので、奥様が運転できない。 AT車に乗りなれた奥様は、少し練習が必要なのでご機嫌がよくない。 先だっての「琴引山」登山もこの車がお供をしてくれた。
この車で焼津行きを企てているのだが、来春早々にも実行したいと思っている。 「生き神様」濱口 梧陵(はまぐち ごりょう)が私財を擲って築いた防潮堤を、和歌山県に訪問した後、小泉八雲が愛し夏を過ごした、焼津を訪問したいと思っている。 濱口梧陵は、皆様よく御存じのヤマサ醤油の経営者だった。
それまでにしっかり血圧を下げて於かなくては・・・・・・・。 なぜ行くかのご質問に・・・・答え小泉八雲が、濱口梧陵の津波に対する防潮堤の建設を私財をなげうって行ったことを、「生き神様」の文章に残したので、その防潮堤をぜひとも拝見したいと思っている。 ちなみに、八雲がこの中で使った「ツナミ」が、国際用語として現在使用されています。