四季彩ガーデンにようこそ

四季折々に庭に咲く草花やバラ、クレマチス、山野草などを紹介しています。

焼石岳に咲く花々

2018年06月25日 | 旅行・登山・ドライブ
山が好きで、百名山など山関連の番組をよく見ます。

山ガイドの方が、登山の途中、高山植物を紹介してくれることがありますが、ごく短い時間で残念に思うことがあります。

メインは登山と山景色だから、しょうがないのですが。

今回、花の名山、焼石岳に咲く高山植物を満喫してきましたので、思う存分花を紹介させてくださいね。

さて、何からごしょうかいしていきましょうか。

本来なら順に出合った花からご紹介していくところですが、今回の登山の目的は、姥石平の花の群落を見ることでしたので、姥石平の花の群落からスタートします。

姥石平に咲く花の群落といえば、まず白山イチゲがあげられます。

ハクサンイチゲ
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なにせ、強風が吹き荒れる中での撮影でしたので、うまく撮れていません。

すぐ目の前のチングルマは、まずまずに撮れました。

チングルマ

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ヒナザクラもその周辺で咲いていましたが、花が終わりかけ、風も強くて撮った写真があまり綺麗でなかったので、載せませんでした。

イワカガミはちょうど見頃を迎え、綺麗な花を見せてくれました。

イワカガミ

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ふさふさとボリューム感たっぷりに咲いています。やっぱりこの花好きだな。

ミヤマシオガマ
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他に白花のミヤマシオガマやヨツバシオガマが群生しています。

焼石岳登山道から姥石平などで広範囲に見られる花はこの時期、数えきれないほど多くの種類があります。
その代表的なものだけを載せました。

中沼周辺の湿原地帯で群落していたコバイケイソウ
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花がクリームから薄茶色したこの花を、あまり好きではありませんでした。

よくテレビでも映し出されますが、もっと他に美しい花があるのに、なぜ取り上げるのかしらとさえ思っていました。

ところは咲きがけの真っ白な花を初めて目にし、コバイケイソウの見方がすっかり変わりました。
美しい花の時期に訪れてホント良かった。時期を変えて見るもんですね。

コミヤマカタバミ
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我が家の庭のミヤマカタバミと比べると、花が小降りで、花弁のスジ模様がはっきりしているようです。

そして、このコミヤマカタバミはうっすらとピンク色を帯びているのもみられました。

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ブナ林が生える登山道では、両端の傾斜地に目を向けると、シラネアオイやツバメオモト、サンカヨウ、ミツバオウレンマイヅルソウ、ツマトリソウなど沢山の山野草と出合うことができます。

黙々と足早に登っていく登山者を見ると、「なんともったいない」とつい思ってしまいます。

シラネアオイ
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ツバメオモト
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中沼から銀名水までの登山道の脇の傾斜地に、ツバメオモトが咲いていました。
清楚な花でしょう。

サンカヨウ
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少しピンボケしてしまい残念!なかなか目にすることが出来ないサンカヨウですが2か所で見ることができました。
大きな葉に守られているかのようですね。
雨に当たると花弁が透き通るように見える花として、時々テレビで紹介されています。

ハクサンチドリ
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これからが花の本番を迎えます。ところどころに咲いていましたが、1週間もすれば見頃を迎え華やかになると思います。

モミジカラマツ
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オオバキスミレ

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ツマトリソウ

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ツマトリソウは、焼石岳では結構見ることができた花ですが、見頃が過ぎてしまっていました。

ミツバオウレン

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湿地帯に咲く花です。

水芭蕉
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登山道や銀名水周辺の湿地帯では水芭蕉が群生しているのを見かけます。
登山道入り口では、花はとうに終わってしまっていますが、標高が高いところでは、見ることができました。


リュウキンカ

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日本全国で見られるおなじみの花ですが、焼石岳でも中沼から銀名水までの湿地に咲いていました。

焼石岳に咲く花々のトリを務めるのはヤグルマソウです。

ヤグルマソウ

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登山口から入って間もなく、木道周辺に群落していました。

山では、このデッカイ葉が美しい光景を見せてくれます。

今回の山旅では、この花でお迎えしていただき、嬉しかった!!

3日目の今日は、筋肉痛も収まり、疲れもとれつつあるところです。

記憶の新しいところでブログに載せることができて良かったヽ(^。^)ノ

長らくお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

いつも応援いただき、ありがとうございます。
 
コメント (6)
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焼石岳で見ることが出来た花木

2018年06月25日 | 旅行・登山・ドライブ
6月22日に焼石岳(標高1547.9m)に咲く花々を見に行ってきました。

中沼から望む焼石岳

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焼石岳は多くの高山植物群落が一面に広がり夏でも残雪が多く、高山植物の種類、数とも豊富で、東北屈指の花の名山です。

焼石岳には、一昨年も秋田川の東成瀬コース3合目駐車場登り口から登っていますが、今回は岩手県側の中沼コースにしました。

中沼コースへは国道397号から車で約20分の尿前林道を経て登山道の入口に着きました。

高山植物を見たくて行った焼石岳でしたが、花木も結構見ることが出来ました。

登り口周辺には、オオカメノキを良く目にしました。
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登山口から中沼までは、少し急な山道でした。

昨年4月、新潟の角田山と弥彦山を登った後、半月板を損傷し、その後山には登っていないので不安がよぎりました。

ゆっくり山道の脇を見ながら登っていったので、息切れすることもなく登っていくことができました。

足元に注意しながら登っていくと、更紗ドウダンの花が沢山落ちています。
上を見上げると更紗ドウダンの大木が何本も目に入ります。

ちょうど見頃とみえ、どの樹にも可愛い花が咲いています。

更紗が濃いもの、花色が濃いもの、薄いもの、花の大きさも大小様々です。

写真を撮ろうとしたら、こうして写真ばかり撮っていては、山頂にはいつ着くか分からないので、撮るのは下りにしてくれと撮影禁止令が出ました。

私がカメラを向けたくなるほどの更紗ドウダンを一緒に見てくださいね。
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ドウダンは満天星と書きますが、正にそんな風景でしょう。

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コブシの花かと思ったら、タムシバの花だそうです。

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峰桜が咲いていたのは、予想していないことで、ちょっと感激しましたね。

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ムラサキヤシオツツジは、散っている花弁の方が多く、ピークは過ぎていましたね。

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タニウツギは登山口から中沼周辺あたりで、結構目にしました。

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ウラジロヨウラクは咲き始めたばかりで、気をつけてみないと見逃してしまいそう。

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イワハゼ(アカモノ)
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白い花に赤いヘタが何とも可愛い。赤い花軸も可愛い!

ベニバナイチゴ
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まだ咲き始めなのか、下を向いています。

コヨウラクツツジ

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初めて目にした花です。ちょっと可愛いでしょう。


さて、焼石岳山頂までは、雪渓を4~5か所登ったかしらね。
私達の前に登った人達の足跡をたどりながら、滑らないように慎重に登っていきました。

とはいっても、撮影禁止令が出ていたので、画像は下ってから、振り返り撮った画像です。
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長い雪渓を下から眺め、ここを登っていくんだと思いながら足を踏み入れていきました。

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こちらは下っているときの景色です。降りる方が勾配がきついと感じます。

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この雪渓が一番長い距離でした。スパイク付きの長靴を履いている方は、さっさと下っていますが、私達はゆっくり滑らないように降りていきました。

裂け目のところもあって、小っちゃなクレバスを見ているような気がしました。

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姥石平から山頂に登っていくところから左方向に見る横岳が美しかった。

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この日は、風が強く、ストックがなければ、吹き飛ばされるんじゃないかと感じるくらい強風が吹き荒れていました。

重い私でも身体が軽いと感じるくらいに(笑)

実は強風で踏ん張っているうちに、太ももの筋肉がつり、山頂まであと5分というところで登るのを断念しました。

登頂したのは夫だけでした。戻ってきた夫は風が強くて、登らないでよかったよと言われ、何かホッとしました。

山頂と姥石平の中間地点あたりから眼下に見える景色はとても美しかったです。

山頂に11時頃着いた登山者はガスがかかって何も見えなかったと話しておりましたが、私達は眼下の景色を見ることができてラッキーでした。

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この景色を見られたのも、強風のおかげなんでしょうが、強い風がなかったら、姥石平でゆっくり群落する花々を眺められたのにと思いながら、山を下だっていきました。

次回は焼石岳に咲く高山植物をお届けする予定です。
いつも応援いただき、ありがとうございます。
 
コメント (2)
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