アパルトマン6階からの朝の眺め
6/5夕方、パリに到着し8区のマドレーヌ界隈のアパルトマンの6階の一部屋に落ち着きました。
ここで6日間滞在する・・・予定でした。(この数日後に事件が起きて急遽変更となりますが、それは後ほど・・・)
この時期、パリは午後22時まではきっちり日が照っていて明るいのです。
でも飲食店を除いてほとんどのお店は閉店となり、美術館でさえ同様です。
明るい街で何もすることがない・・・
朝はどんより曇っていて日中も黒い雲が見えると必ず雨が降っていました。
だから絶えず、背中のリュックに携帯傘を入れての街歩きです。
着いた翌日の朝一番に、通りに面した窓を両手で開けたときの・・・開放感に満ちた空気・・・と思いきや
早朝7時前から巨大な清掃車の爆音と往来の激しい車の騒音に、優しくない街の現実を感じるのでした。
アパルトマンと目と鼻の先にあった、アルチザンのブーランジェリーが朝7時半から開いていると聞き
早速、時間5分前から店先で待機しました。
同じような待ちきれない客が数名おりましたが、3分ほど遅れて開店し、鼻息を荒くして店の中を見ると・・・
あれ、バゲットがない。
聞くと、パン・ヴェエノワならあるという。
かろうじてクロワッサンがあったので、とってもらうと温かくもない。
結果としては、パリの全てのパン屋が素晴らしく美味しいというわけではないということを知りました。
10数年前にパン食べ歩きで訪れたパリ。
あの頃は、たいていのパン屋が美味しかった、気がする。
朝食後、午後9時開始の菓子教室に向かう。
続く・・・