平安神宮の帰りに立ち寄った龍谷大学の龍谷ミュージアム。
改装された館内は簡素ながらも落ち着いた空間で、西本願寺の前にある。
京都の街によく溶け込んでいる。
蛙のオブジェに迎えられて館内へ
春季特別展 「ブッダとお弟子さん」 教えをつなぐ物語
お馴染みの釈迦涅槃画のお弟子さんたちの嘆き悲しむ様子をま近く見られ
そのお弟子さん達に焦点を合わせた羅漢像が多く展示されていた。
また、経典が精密な文字で整然と並んでいた。
ガンダーラの立像はギリシャ美術の影響を受け、ひときわ美男の1点の
仏像が美しい。永遠と過去から未来へと語り継がれていく
佛教の歴史を再認識する機会を得た。
ベセクリク石窟15号窟の回廊壁画の復元
仏画特有の落ち着いた朱の色彩が鮮やか
中国ウイグル自治区のトルファン郊外にある石窟寺院で
ベセクリクとはウイル語で「絵のあるところ」という意味
回廊は高さ3.5m、長さ15mのコの字をL字形として復元。
実際に回廊に入ったかのような体験ができた。
ここだけが撮影可能な場所
厳粛な気分でゆっくりと通り抜けた。
やはり男子学生が多くメモをとったり、スマホで書き込んだりと
熱心に拝観する様子が頼もしかった。
この展覧会に誘ってくれた友人に感謝。