あっという間に早や12月も中旬、毎年プレゼントのシクラメンが届いた。
冬というより早春を感じさせる優しい色のお花だなぁ~白いレースをバックにおしゃべりが聞こえてきそうな・・・
また、お友達は信州の林檎を持ってきてくださった。
蜜がまわってさくさくと口当たりがとってもよい。
しばらく果物はこれで充分
りんごから思い浮かぶのが北原白秋のうた
君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ
いろいろな解釈があるが、一夜を共に過ごした君も帰さなくてはならない。さくさくと雪を踏んで帰ってゆく君の後姿を、雪よ りんごのような甘い香りで包んで欲しいと願う白秋の許されない恋慕。
さくさくは雪を踏む音とりんごの噛む音をかけているのだろうか。
午後からは冷蔵庫に眠っていたりんご2個を使ってジャムを作った。
甘酸っぱい香りがキッチンにひろがった。
次回は皮を少し入れてみよう、赤いきれいな色に仕上がるようだ。