5月は毎週海岸を徘徊した。月間歩行距離は330km程。
疲労的にも結構頑張ったと思い、江戸時代の旅人レベルとはどれくらいの差があるのか・・?
と、調べてみたら、松尾芭蕉の歩行能力の検証をした面白い論文に出会った。
勝手に解釈すると、自分でも、1日平均28kmくらいは歩けるようになれるのではないか?と思った。
この論文には、松尾芭蕉忍者説に対する歩行能力からの考察もあり、とても素晴らしいと思った。
松尾芭蕉の歩行能力とは別次元だけど、日本一の称号を自己ベストで駆け抜ける勇姿を見てみたい。
そんな訳で、ざっと、速報気味に、先日参加したクモ観察会の写真を紹介します・・・
(海の写真はとてもまとめられそうもないので・・・)
ナガコガネグモの幼体・・・スケルトン気味のフォルムは見惚れる。
かくれ帯の形はいろいろ・・
大きさも同じくらいなのに、色彩は結構違った。
ムシバミコガネグモの幼体・・・腹部のヘリが凸凹していた。
数mmの、ジョロウグモの幼体・・ちょうど今頃から出てきて、晩秋にとっても大きくなるらしい。
何でも、コガネグモの幼体は、成長に伴って、網の目も大きくなるのに対して、ジョロウグモの網の目は、ずっと細かいままで、都市部に大量にいる小さなハエなどを餌に、都市部で増えているとのこと。
コガネグモは、都市部では、餌が十分になくて減っているとか・・
イオウイロハシリグモ・・・きれいだった。
ハリゲコモリグモ・・・コモリグモの仲間は茶色系だと思っていたので、見つけた時は、足の長い謎のハエトリグモだと思った。
背中一面に子グモを乗せた、キクヅキコモリグモ・・・
子グモが捕まりやすいように背中に突起のようなものがある・・みたいな説明を聞いたような気がする。(←ちゃんと調べ直さねば・・)
子グモが生まれる前の卵嚢を持ったのもいた。
ササグモ・・脚の針のような毛は異様だけど、薄い体色と顔は可愛らしく感じた。
ハツリグモ・・・
ネコグモ・・
ムナボシヒメグモ・・3mm程か? 両肩の黒っぽい模様がハート形らしいけど、小さくて分からなかった。
糸にぶら下がった、アリグモ・・・
アオオビハエトリ・・
ゴホントゲザトウムシか?
イセノナミマイマイか?・・・伊勢湾沿いに多いカタツムリらしい。
ツバメの尾羽の白い紋様を初めて撮れた気がする・・
チュウガタシロガネグモが、網を張っていた写真でおしまいにします。
このクモはいつも見るけど、地域によっては全くいないらしい。
観察会は、自分では見つけられないクモを見られるのがうれしいけど、自分が探した後から、「○○クモ!」のように見つかるのは悔しい。
もっと、いろんなクモの生態を観察してみたい・・
それにしても、蚊の襲撃はすさまじく、これ以上暑くなったら、どうしたものかと悩む・・・
以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。