流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

あれから14年・・・

2009-01-17 18:37:18 | Weblog

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ
ランキング用です。
押してね





今日は『阪神淡路大震災』発生から14年だね。

あの時の光景は僕よく覚えてる。

朝起きてTVつけたら、いきなり街が燃えていた。

建築物は崩れ、高速道路が破壊されていた。


ニュースキャスターは緊迫した表情で被害状況を告げている。

朝早く叩き起こされたコメンテーターは

眠そうな表情に、悲壮感を貼り付けていた。

その間にも次々と上がる火の手。

刻々と増えていく被害者の数。


街に鳴り響くサイレンと人々の怒号、そして泣き声。

それはさながら戦場の様相を呈していた。

時折報道される内戦や紛争。

ただ画像だけを見せられて「何でしょう?」と言われたら

多分そう答えてしまいそうなほど、街は破壊されていた。


何より人々を戦慄させたのは

関西地区が巨大地震発生地域とは言われていなかったという事実だ。

神の悪戯か、悪魔の采配か。

人々はあまりに無防備だった。


発生したのが多くの人々が眠っていた早朝5:46。

それが幸いした人もいれば、災いした人も居ただろう。

もし人々が活動している日中に起こったなら

自宅崩壊で亡くなった方は助かったのかもしれない。

逆に高速道路崩壊では何倍もの犠牲者が出ていただろう。

自宅に居たために助かった人は

もしかすると落下物に当たって亡くなっていたかも知れない。


結局時間帯がずれた事による犠牲者の数に

そう差は出なかったのかも知れない。

亡くなる人が違っていただけで。


もう何年も東海及び関東は巨大地震の危険性を叫ばれている。

にも関わらず未だ起こってはいない。

その間に関西があり新潟があった。

どちらも地震に対しては無防備だったと言っていい。


とするならば東海・関東の危険を、殊更声高に叫ぶ必要があるのだろうか?

関西・新潟の例を取るならば、どこに起こったところで

もう不思議でもなければ、驚きもしない。

つまり日本中のどこで起こったとしても、おかしくはないのだ。

ならば日本中に警告を発するべきではないか?


まだまだ地震が少ないと安心している地域は多くある。

もしかするとそういう地域にこそ、警告を発するべきではないのか?

東海・関東の防災意識はマスコミの過剰なアナウンスによって

幸いというべきか、近年高まりを見せている。

実際そのための準備をするかどうかは、もう個人の問題だ。


だとすれば、そろそろ次の段階へ進んでも良いのではないか。

そういう思いを、僕は今日新たにしている。



14年前に亡くなられたのは6434人。

実際はもっと多くの方が、地震が原因で亡くなられているはずだ。

ケガの後遺症で亡くなられた方。

家族を亡くした悲しみが心を、そして身体を蝕み亡くなられた方。

恋人の後を追った方もいたかも知れない。


毎年1月17日はやって来る。

遺された方々は、今も癒えぬ悲しみを抱えて生きている。

そしてこれからも・・・


忘れてはいけない。

悲しみは決して風化しない。

何年、何十年経とうとも。


ここに改めて、亡くなられた方のご冥福をお祈りする。

どうか、安らかに・・・・・









------------------------------------------------------

○胃癌の情報サイト『胃がん.com』

------------------------------------------------------


にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ
ランキング用です。
押してね