流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

どうなんだろうねぇ。

2010-01-25 18:13:19 | Weblog


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先日死刑についての特集番組をやってた。

その是非については世界中で議論されてるけど

難しい問題だよね。



貴方は死刑制度に賛成ですか?反対ですか?



なんて質問されたら、どう答えます?

軽々しくは答えられないよね。


因みに僕の答えは


「現在の司法制度では賛成だけど、終身刑が導入されれば必ずしも必要だとは思わない」


といったところかな。

僕はね終身刑支持論者なの。

何故死刑よりも終身刑を支持するかというと



殺人者はその人生の全てをかけて悔い改め、被害者に謝罪すべき



だと思うから。

死刑ってさ一瞬じゃない?

執行までの期間はあるにしてもね。

それはちょっと違うんじゃないかと、思うんだよね。

もっと長い期間をかけて、じっくり犯した罪と向き合って

精神的に身もだえするくらいの苦痛を味わうのが本当じゃないかと。


被害者遺族ってさ



「心から謝罪して欲しい」「謝罪の言葉を聞きたい」



って言う人多いじゃない。

でもさ、謝罪が無いままに死刑になってしまうケースも多いでしょ?

それはどうなんだろうなと、思うわけさ。

長い年月を贖罪の日々にあてれば、そこから謝罪の気持ちも生まれるんじゃないかな?

甘いだろうか。



終身刑にすると、死刑よりも犯罪抑止力が薄い



って主張する人もいるけど、そこはどうなんだろ?

僕はそうでもないだろうと思うんだけど。

だって一生刑務所の中で暮らすんだよ。

犯した罪と向き合いながら。

生きていればいいのかって話しだけど、そうじゃないと思うなぁ。


僕がもしその立場になって、夢に被害者なんか出て来ようものなら

多分死んだ方が楽だと思うんじゃないかな?

必ずしも死が一番の苦痛ではないって事だね。

少なくとも僕はそう思う。


世界的な流れは確実に死刑廃止に流れてるよね。

国連でも決議されて、日本に対して勧告もあったけど。

まぁ勧告と言っても法的な拘束力もないから

助言程度の効力しか無いんだけど。


日本はというと珍しくきっぱりと拒否したんだけど

世界的な流れだからな。

行く行くはそういう方向になっていくのかも知れない。

国民に銃を持たせ、他国で戦争してるアメリカでさえ

死刑制度の残る州は圧倒的に少数派だからね。

あの国の倫理的ベースがどこにあるのか、僕は疑問なんだけど。


まぁ宗教的意味合いも大きいんだろうな、きっと。



つまり”死を司るのは、唯一神のみである”



みたいな。

日本人てのは宗教的な依存度合いが薄い民族だからね。

物事を宗教ベースでは考えない。

一応神の存在は否定しないまでも、そんなに信じてもいないみたいな。

サンタクロースと似たり寄ったりみたいな部分、あるでしょ?


死刑ってさ、ある意味仇討ちの身代わりみたいな部分もあるんだけど

司法側がそう思ってるかどうかはともかく、遺族側にとってはそうでしょ?

どうなんだろう?

他人に仇を討って貰って、嬉しいかな???

あなたならどう?

僕なら嬉しくはないな。敵を討ったという実感がないもの。


被害者遺族の本音としては、自分の手で・・・・

というのが本当のところじゃないのかな。

死刑執行しましたよって言われても、スッキリとはしないでしょ。

そう考えると死刑制度って何なんだろうと、思うわけさ。


それなら終身刑で生きてて貰って

手紙ででも罵倒し続けた方が、実感はあるような気がする。

月一回一発だけ思い切り殴れます、とかさ。

手応えとしてはそっちの方があるよね。

他人の手で殺して貰うより。


どうでしょうか?









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