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首の痛みはだいぶ良くなりました。
ちょっと枕を低くしたら、それが良かったみたい。
まだちょっと残ってるけどね。
枕って大事だな。
合うのを選んだ方がいいね。
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足利事件の再審公判は菅谷利和さんの無罪判決で結審した。
これで晴れて菅谷さんは自由の身になったんだけど
しかし17年半もの間、無実だと思いながら服役してるのって
どんな気持ちなんだろうなぁ。
看守から番号で呼ばれて、自由を奪われて規律正しい生活を強いられて。
しかも周りにいるのは正真正銘、犯罪者ばかりって環境で
でも自分は無実なんだから、そんな連中と仲間意識を持つでもなく
日々を淡々と過ごすっていうのは、多分堪らないよね。
絶望的人生と言うしかない。
刑務所に服役するのって、自分が犯罪者だと思うからこそ
その境遇を受け入れもするし、耐えていけるんだと思うんだけど
罪を犯してないのに服役するのって
それ以上の精神的苦痛は、なかなか考えつかないよね。
しかも真犯人はのうのうと暮らしてるんだもの。
今回無罪にはなったんだけど
17年半は戻ってこないからなぁ。
そこらへんのどうにもならないジレンマは消えないよね。
すでに還暦越えちゃってるし。
支援者もいることだし、貴重すぎるほどの体験もしたんだから
この先の人生は食べていくのに困るって事は無いだろうけど。
手記の出版とか、ドラマとか、ドキュメンタリーとかさ
講演なんかもできるだろうし、冤罪撲滅のために活動するのもいいね。
まぁ”災い転じて福と成す”ってところかな。
そうやって利用しなきゃもったいないよ、この際。
警察や検察に何をされたのか?
どうして犯人にされてしまったのか?
獄中ではどんな思いで、どんな生活をしていたのか?
再審請求に向けて、どんな活動をしてきたのか?
支援者の苦労なんかも含めて、さらけ出すことだな。
司法修習生なんかに講演すればいいんだよね。
これから法律家になる人たちに、冤罪の実体や苦しみを教えてやればいい。
犯人は作り出すものじゃないってね。
裁判員制度も始まって、冤罪の危険性が叫ばれているからこそ
菅谷さんの体験というのは、貴重な教訓になると思う。
しかしあれだね、こういうのが事実として知らされると
「もしかすると、まだ居るんじゃないの?」
なんて思ってしまうよね。
冤罪なのに服役してる人。
それがもし死刑囚だったりすると、大変なことになる。
執行されちゃうと取り返しがつかないもの。
まぁ現在の法務大臣は、サインする気が無いみたいだけど。
死刑廃止論者は、そこのところを声高に主張してる訳だよね。
「殺しちゃったら、取り返しつかないぞ!」
って。
確かにそういう側面はあるだろうな。
菅谷さんがもし無期じゃなくて死刑だったら
既に死刑執行されてる可能性は高い。
となると真実は明かされないまま、葬られてた。
これで菅谷さんは無実になったからいいけど
となると納得いかないのは、被害者の遺族だよね。
今まで犯人だと思ってた人が無実だったんだもの。
「じゃあ真犯人は誰なんだ!」
って話になるじゃない。
遺族としては突然20年前(事件発生は1990年)に戻っちゃった。
まったくゼロの状態。
今まで憎しみをぶつけていた犯人が、実は無罪でしたって言われたって
そりゃ納得いかないよなぁ。
被害者遺族にとっても、失われた年月になってしまった。
この事件は人が人を裁くことの難しさを世間に突きつけたものになったね。
特に司法関係者は肝に銘じるべきだろうな。
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○胃癌の情報サイト『胃がん.com』
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ガンのコミュニケーションサイト『カルテポスト』
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