

にほんブログ村
ぽちっとしてね!

アメリカじゃ相変わらず銃乱射事件が起ってるけど
これも相変わらず規制しようとはしないみたいね。
どうしてかというと、有名な全米ライフル協会(NRA)を始めとする
銃所持支持団体がアメリカ社会で強い力を持ってるからだよね。
NRAはアメリカでも有数のロビー団体でもあるから、政治とか経済とか
アメリカ社会全体に大きな影響力を持ってる。
つまり今のアメリカって国を形成してる、重要なピースの一つってことだね。
だから容易に外せなくなってる。
そもそも国の成り立ちに銃器ってのは必要不可欠だったわけで
それは何かといえば「自分の身は自分で護る」って事だよね。
「護る」っていうか「護れ」だよね。
それがアメリカン・スピリッツでもある。
もちろん憲法で保障されてるし、それを最高裁が合憲と認めてもいる。
おまけに犯罪者が漏れなく銃を使ってる現状を考えると
持たないことの方が、よっぽど勇気がいるとも言える。
持ってれば抑止になるかといえば、そんなことはないんだけどね。
レーガン大統領が銃撃された時に、銃規制に関する法律が出来たんだけど
時限立法だったから、今はもう期限切れで効力が無くなってます。
こんな大事な法律が時限付きってのが、そもそもおかしいでしょ?
しかも延長しようとして失敗してるんだよね。
原因はNRAなんかが強硬に反対したから。
成立時は大統領が銃弾を受けてるし、報道官が後遺症の残るようなことになったし
さすがのNRAも反対するわけにはいかなかった。
でも多分時限立法にすることを条件に認めたんだろうね。
正直アメリカで銃規制するのは、もの凄く難しい。
一般人から銃を取り上げるには、まず犯罪者から銃を取り上げないと。
それこそ無法地帯になってしまうものね。
法律改正すれば済むって話しじゃないんだな。
日本はなんで銃社会になってないかというと
規制が厳しいってのもあるんだけど、持ち込むのが難しいってのもある。
それより何より、国民が銃に対してアレルギーを持ってるし
そもそも持ちたいとも思ってないよね。
つまり国民の意識が銃社会を規制する強い力になってる。
アメリカじゃ[銃=身を守る物]だけど、日本では[銃=人を殺す物]だからね。
面白いことに日本の銃規制を推進したのは、戦後日本を占領した連合国。
早い話がアメリカってことだね。
世界一とも言われた安全神話は、アメリカのおかげって部分もあるんだな。
皮肉なもんだね。

ランキング用です。
押してね

------------------------------------------------------
○胃癌の情報サイト『胃がん.com』
------------------------------------------------------
------------------------------------------------------
ガンのコミュニケーションサイト『カルテポスト』
------------------------------------------------------