1999年 ヨーロッパ鉄道模型紀行
1日目は日帰りでイタリア・ミラノに行って、2日目は1人でベルンと雪のSBB撮影と夜は模型店。3日目の朝は雪のチューリッヒ散策で、今はまだ3日目の午後で全員で列車でフランスに移動する。 ちなみに私の年齢は54歳で、結構頑張って動いている方だ。
チューリッヒ駅 15:00の出発
チューリッヒから国境の駅バーセルで、フランスに入国。 そこからSNCFでパリに向かう。
バーセルはこの地図でわかる様に、スイスとドイツとフランスの3つの国の国境が交わる町です。
途中、スイスの一般の家はどんな形だろうと撮影。 普通の形だ。
こんな駅もあった。 これは模型化するにに都合が良さそうだ。
観光列車だろう。 多分中は食事ができるテーブルになっていると思われる。
バーセル到着。 ここで列車を乗り換えるが、駅の玄関から街を撮影。 ここから歩いてすぐのところに橋があり、それを渡るとドイツだとテレビでやっていた。 取り敢えず、バーセルの市電は緑だと確認。
ここまでがスイスでここから先がフランスになる。駅の中で国が分かれている。
ここで、お金の両替、まだユーロになっていない時代なので、スイスフランを全てフランスのフランに替えた。
これは駅のトイレです。 有料トイレです。 ヨーロッパでは駅でも有料トイレが多いし、先日の大きなおもちゃ屋、いろいろな客が入って来るような店では有料トイレが多い。 自分のところの客だけのレストランなどは無料だ。
さて、トレイに入ろうと思ったら、金がない。 スイスフランを全部替えてしまったのでトイレに入れない。
困った、だれかトイレを奢って、と誰かにお金を出してもらってトイレに行ったのでした。
パスポートチェックを終えてホームに入ると、そこはフランス。 SNCFの列車が止まっている。 これは各駅停車のローカル列車だろう。 我々は特急に乗るのだが、その写真はない。 同じ駅の中が完全に2つに区切れて、片側はスイス、片側はフランスと実に面白い風景を見ることができた。
ここから、パリに向かう。 地図でわかると思うが、ここからの距離が遠い。 長く乗るのだ。
鉄道好きとは言え、暇なのです。 この中には鉄道写真家、模型製作会社社員、模型店経営者、などなどそれなりに鉄道模型に関係する人たちがいます。
このお姉さん、カウンターに客が来ない時には客席で他の客と喋っていて、買い物客が来たらカウンターに入る。 優雅な仕事の仕方だが、それがフランス流だろう。
この人たちはビッフェでビールを買って
ビッフェの椅子でカンパーイ。 S水さんとS宮さんです。 その向かいには
私とi藤さんが座ってカンパーイ。
そう言えば、TMSの特集号に私の模型の記事が載った同じ号に、S宮さんの記事も載って、それがわかって大喜び。 同じ本に記事が載った同士でこうやって、乾杯できるのですから。
この後で、車掌が検札に来た。 すごい顰めっ面の車掌だ。
我々が、チケット(ユウレイルパス)を見せようと思ったら、他の客がビッフェに入ってきて横を通り過ぎようとするので車掌は慌てて、そちらの客の検札を始めた。
それが終わって、我々の検札をしようと思うとまた、次々と客が入ってきて、そちらを検札、
そして、我々の検札と思ったら
これが数回続いて、こちらが笑い出したら、顰めっ面をした車掌も笑い出したりして、検札の思い出でした。
パリ東駅着 21:34 チューリッヒから6時間半、もう、くたくた。 そこから、ホテルに向かったハードな1日でした。
いよいよ舞台はパリに移ります。
つづく