スイスから列車でパリにつきました。
このツアーはチューリッヒで3泊、パリで3泊です。
パリで一泊して、朝、いよいよパリ見学かと思ったら大間違い。
パリ・ノルド駅からユーロスターでロンドンに行きます。
これは、フランスからイギリス(UK)に行く国際列車ですから、駅で入国審査があります。 ですから、この列車の乗り場は隔離されていて、乗る人しかこのホームにはゆけません。 パスポート審査を済ませて、この列車に乗り込みます。
一昨年購入したカトーのユーロスターで当時の塗り分けの車両です。 これに乗ったのです。 見てわかるようにこれも電車では無く、機関車列車です。 前後の機関車で牽引していますが、普通には電車に見えるでしょうね。
ちなみに、ヨーロッパで機関車列車が多いのは、電車だと客車にモーターがついているので、少しやかましいのですが、この方式だと客車は単なる箱なので、とても静かなことも理由の一つだと思われます。
パリから北に向かってドーバー海峡のユーロトンネルに向かいます。
フランスは農業国なので、景色が広々見える。 線路のすぐ横に家などなく、気持ちが良い情景の中をぶっ飛ばす。
車内では皆大喜びで、ユーロスターを満喫している。 これは2等車。
やがて、例によってビッフェに行き、何やら購入して、イギリスへの旅を優雅に過ごす。
カレーに近づいて、海底トンネルはどんなんだろうと思っていたら、駅?で長く停車。 トンネルで渋滞だろうか?
ユーロトンネルは24分で抜けた。 イギリスだ!
アッシュフォード・インターナショナルという駅に止まった。 この数年後、この駅に行くことになったが、この時に名前だけを覚えていたので、土地勘ができて役に立った。
景色の雰囲気が変わる。 羊さんがいる。 これだけでイギリスという気がする。
丘の上に家がある、
そして、列車の速度がガクンと落ちて、70〜80km/h 程度、 フランスでは300km/hぐらいだったのに、線路が悪いのだろうか。 それどころか時々止まる。
ゆっくり走るので景色がよく見える。 やはりフランスとは雰囲気が異なる。
ロンドンに近づいて、いかにもイギリスの家々が見える。 ちなみに、どこでもそうだが鉄道の線路は家の裏側を通っているので、線路側の景色は良くない。
急カーブだ、自分の乗っている列車がよく見える。 これを曲がると、終点 ウオータールー Waterloo駅だ。 添乗員のSさんが、これはワーテルローの戦いの場所だろうかと言っていたが、ワーテルローはフランスのはずでここでは無いと思う。
ウオータールー駅 10:13分に着の予定だったが、1時間近く遅れた。 やはり遅かったのは何かあったのだろうか?
とりあえず止まっている車両を写して。
さて、この日の夕方にまたユーロスターでパリに帰ることになっている。 イギリス日帰り旅行だ。
ロンドンで何をするか? 私には計画がある。 ここで皆と一緒に移動しては時間がかかるので、さっさと1人で行動する。
つづく