ブラタモリで岐阜城の信長の館跡をやっていたので、見にゆきました。
京都から岐阜のルートはJRの在来線で米原、大垣乗り換えで行くか、新幹線で米原乗り換えで行くか、名古屋までのぞみで行って名鉄で岐阜に行くか、はたまた新幹線岐阜羽島から名鉄で行くか、いつも悩むところです。 ほとんどは名古屋ルートですがそれが一番高くつく。 今回はあまり降りたことがない岐阜羽島ルートで行くことに。
新幹線では斜め前に座っていたこの子の相手をずっとしていました。ちょっとグズっていたので、相手をしたらニコニコしだしたので、、それで、ずっと。
名鉄岐阜羽島駅です。 大昔に逆ルートで降りたことがあるが、ここから乗るのは初めて。
新幹線のホームの横にありますが、一旦下に降りて入り口を通って改めて階段を上がってこちらのホームに来ました。
名鉄が来た。 少し前にも名鉄には乗っているのですが、赤い電車はやはり嬉しい。
単線です。
乗り換え駅の笠松に到着。
ここから特急で新岐阜に向かいます。 といっても5分ほどなんです。
新岐阜駅で少し電車を写して。 名鉄で知っている形式は7000だけ。 年齢が知れます。
でも、7000はペーパーで自作したことがあるのです。 ボディーが完成した時に、模型を知らない友人が来て握って潰してしまったのです。 「どれぐらい強度があるか試したら壊れてしまった」 長窓の7000系は窓桟が無いのでとても弱いのです。 それで、車体がぐしゃっとなって、修復不可能で、作る気が失せて7000パノラマカーは日の目を見ることができなかったのでした。
駅横でこんなものを食べて、岡崎や名古屋と同じ味噌系だ。
バスで岐阜公園に、市役所を回ったりして結構時間がかかる。
岐阜城の絵だ。城の下に御殿があって、そこに信長が住んでいた。
岐阜城はこの絵よりもずっと高いところにあって、ロープウエイで上がる。 昨日のどうする家康で誰かがこの城を落城させたと言ったが、こんなところを重い武器を持ってどうやって上がるんだ。
ロープウエイに乗るとすぐに、ブラタモリでやっていた信長の屋敷、庭跡が見える。 帰りに寄ることにして。
下に長良川が見える。この右手の山の陰のあたりで鵜飼が行われる。
左遠くには岐阜大学病院が見える。 じつは岐阜は車で何回も来ているのだが、観光はしていないので改めて城を見に来たのです。
ロープウエイを降りてから歩かなければならない。
ブラタモリではこの辺りの石垣がどうのこうの言っていたが、歩くのがきつくてそんなことは頭の中から消えていた。 頑張って階段を上がるのみ。
天守が見える位置にきた。 もうすぐなのだが、きつかった。
この坂を上がれば、天守だ。
天守入り口。 高知城の天守で参ったので、もう天守には上がるまいと思っていたのだが、先日は岸和田城、今日は岐阜城ともう今年だけで3度目の天守だ。
でも、この受付のおばちゃん優しかった。宿でもらった割引券を出したら、もっと安いのがある。 お歳を証明するものを見せてください。 見せると、はい無料です。 高齢者は無料なのだ。
これが岐阜城の信長の屋敷の庭だったそうだ。立派な建物です。 客が庭を見られるように廊下なども作ってある。
安土城もライトアップして住民に見せたように、最近、信長の研究で彼は結構人を喜ばすことを好んだらしい。 歴史は勝者が作るので、信長を悪く言うようになったようだが、思ったほどひどい人でもなかったようだ。 そういえば、家康のたぬき親父も、明治になって徳川政権を悪く言うようになってから、たぬき親父と言うようになったそうで、江戸時代は絶対にそんなことを言ってはいない。
天守からの眺望。 長良川の向こうに大垣、関ヶ原へと続く地形が見えている。
しかし、台風が遠くにあったので、時々強風が吹いて
南の方向はかろうじて見える程度、この後風と小雨でこちら方向の縁には出られなくなった。
なんとか東を写した、 昨日の家康であった小牧城も見えるはずだが、どれだかわからない。
下に降りて、信長の邸跡。 発掘調査をしているようだ。
そして、ブラタモリで感心していたのがこの岩。
信長はこの前に池を作って、この岩をバックにした綺麗な庭を作って、屋敷から見られるようにしていたそうだ。 そして、滝も作ってあったとか。 岩好きのタモリさんは、信長がこの岩に目をつけて、これを利用した庭を作ったのはすごいと言っていました。 でも、テレビを見ていなければ、何も気がつかない。 他の観光客は誰も見にきていませんでした。
ここに当時の庭を作れば、一気に観光客が増えるのに、と思って思ったのでした。
長良川の鵜飼です。 遠くから望遠にして撮影。 観光船と鵜飼船がわかります。
もっとアップしたら、鵜匠もわかる。 さほどのカメラでもないのに、ディジタルズームでも結構よく写る。 すごい。
翌朝、岐阜駅前にはこんな電車が置いてありました。
名鉄510ですね。 良いですね、昔の電車は。
おわり。