1999年 スイスのベルンです。
学生からバラ園が良いと聞いて
きつい坂を上がってバラ園に行きました。
バラ園からの景観は良くて、今歩いてきた駅からの大通りが見えています。
ベルンはUというよりΩを逆にしたような形でアーレ川が流れていて、その崖の上に街ができた、多分自然の要害を利用してできた町のようです。
アーレ川が街を囲んでいるのがわかります。 もちろん今は川の外側にも家がたくさんありますが、
さて、ここにレストランがないかと思ったのですが冬季は閉店でした。
犬を散歩に連れて来ていた奥さんにバス停を教えてもらって、バスで戻ります。
雪の坂を下って、街に戻りました。 昼食をどこで摂ったのかまったく覚えていませんが、ベルン駅の中の食堂かもしれません。 さて、ここから目的があります。 事前に調べていた模型屋さんに行くことです。
EISENBAHN J.誌の模型店の宣伝ページです。 毎号に載っています。
これは、ほぼヨーロッパ全部の地域の模型店が載っていて、小さく住所が書いてあります。 そこでベルンを見つけてあったのです。
この SINWEL BUCHHANDLUNGという店が Bernにある。 駅から近そうだ。
ここを探して行きます。 もちろんスマホなどない時代、Googleマップなどあるはずがない。 この情報だけで店を探す。
なにせ、この日は百年に一度と言う大雪の日。 道は雪でぐちゃぐちゃ。
スマートが来た。 可愛らしいので写したが、この車もこの後はもう少し長くなったような気がするが、こんなに短かったんだろうか。
模型店があるはずの住所のところに来た、 家の横に住所が書いてあるので助かる。
でも模型店らしきものがない。 雪の歩道は、車道との境目の段で、雪で排水溝が詰まって完全な水溜まりになっている。
そこを通らなければならないが、水溜りがくるぶし以上あり、靴の中に水が入って靴も靴下もぐちゃぐちゃ。
それでも模型店を探して行ったり来たり。
この車ホンダ・オデッセイです。
何度も前を通り越したこの店が目的の店だった、結局本屋だったのだ、
上に載せた模型店の案内で、この店にはBのマークだけしかなかった。 これは本という意味で他の店はFH/RW/H/Bなどあるが、これが鉄道模型の種類を表していて、Bは鉄道関係の本という意味。 これを見落としていたのだ。
仕方がないので、この店で本を買って帰った。
この本です。
この本の中身は、実物の観光列車というか、客車を観光用の食堂車に変えた例などがたくさん載っていました。
後日、私は
以前に買ってあった、同じ形の客車の内部を改造して、レストランカーにしました。 LEDライトも入れて。
この旅行から数年後にこれが完成したので、大雪の中、足までぐちゃぐちゃになりながら、この店で本を買ったのは役立ちました。
この帰りに、雪のSBBの電車を写しに行きました。 それは次に載せますが、その途中列車の中で靴を脱いで靴下を列車の暖房器の傍に置いて乾かそうと懸命でした。
つづく
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