9月25日、 議決権行使、賛否の最終受付の日だ。
投票は、済みましたか?
会員は、自由意志が尊重され、直接、裁判所に賛否の投票になっている。
この賛否は、ゴルフ企業体が勝つのか、会員の団体が勝つのか、これから日本のゴルフ経営者のあり方が大きく関かわる重大事件である。
ゴルフにおいては、会員の総意が反映されて、営利主義を封じるゴルフ経営が望まれるが、逆に、ゴルファーはお客様だという企業体の経営だと、ゴルファーの自由と権利は、著しく阻害される恐れがある。しかし、それも経営企業が、上位に会員を置いた場合は、その限りではない。
会員が求めるものは、頗る単純である。
それは、ゴルフが自由にできること。
会員権が、入会時に等しい市場価値があること。
この2件だ。だが、この2件を確実化する経営や運営は、会員の協力なしでは成功しない。ビジターを優先して、会員の権利を危うくする運営や経営は、お断りだ。
現太平洋クラブ経営会社は、倒産にもかかわらず、当たり前のような顔をして、真摯に会員に詫びる様子が希薄である。会員は、怒っているのである。
太平洋クラブは、旗艦になれるゴルフ場を複数所有して、会員を優待することができる。
御殿場、美野里、江南、成田、六甲、などである。常に、トーナメントを開催する有力なフィールドである。
特質としては、軽井沢、市原、 益子 などが、会員のよりどころである。
現太平洋経営者で再経営をお願いする必要はない。なぜならば、前記2件が満たされないからだ。償還配当7%にこだわっているのではない。
年金生活で老後の楽しみを太平洋で考えている自分を含めた65歳以上の会員には、会員権市場価値は、ゴルフの楽しみと同時に、良質のゴルフ会員権市場価値がよりどころなのだ。
会員である誇りをもちたいのだ。
仲間意識が強い太平洋クラブの会員たちは、新太平洋クラブの誕生に大きな期待を寄せている。これが、5年太平洋クラブを実質経営してきた東急リゾートと違うところである。
よって、会員は、原案拒否、反対の声を強くしたのだ。先は、見えているが、もう一度、議決権行使の賛否に間違いがないか、チェックをしてもらいたい。反対の切実な訴えは、裁判所のみならず、社会が見詰めている。
反対の雄叫びは、国家をも動かすエネルギーになるだろう。
まずは、会員の勝利を !!!
太平洋クラブ倒産事件 33に期待を!