よく聴かれる! どうして、日本のゴルフは、ワールドスタンダードに遠く及ばないのか。
停滞したのには、原因がある。寒さを感じないが、ゆえに、チャレンジ精神は朽ちる。
同化力のない日本人?スポンサー頼りのツアーの弊害
諸氏もこの事実は、常に疑問を挟んで不思議に思っているに相違ない。記者もいつも、悶々として、頭を抱える。たどりついた原因の一つに、次のような様態を見出した。それは、先進国の英国やアメリカを見ても、日本の構図は、浮かび上がらない。世界は、USツアートヨーロッパツアーと日本ツアーが、世界を席巻したのは、間違いがない。
なぜ?遅れたか。韓国、オーストラリア、アフリカ、スエ―デン、ドイツ、フランス、スペインなどなどが日本のゴルフを追い抜いて行ったのは、不思議な現象ではない。原因は、経済力による停滞だ。不景気ではない。経済の力があるために、日本ツアーは、独自の進歩性に欠ける構図を描く努力が喪失したのだ。つまり、日本の選手は、世界に飛び出さなくも、昼寝しても飯が食えてきた経緯から、外国との遮断が日本のゴルフの進歩を止めたと言える。韓国では、プロは、食える状態ではないから、出稼ぎに重きを置かないと生きられない。それなら、まず、稼げる外へ、と思考は走る。け。チョンジュの同化力と実績、朴セリの成果、そして、成功するためには、研讃に拍車をかけ、溶け込み、実力をつけていく。その国ことばも、自由に操る。日本を席巻している、アンソンジュ、イボミ,イ―チヒにしても、日本語を簡単にマスタ―して、すべてをこなす。
アメリカでは、朴セリ、インビー朴に代表されるように、英語に不自由しない。驚くべき努力と同化力の成果をまざまざと見せつけられる。それは、至る国で、稼いで生活ができる術はそれしかないからだ。ゴルフ大国ではなかったスエ―デンは、国家プロジェクトで、選手を育ててきた。アニカソレンタムの功績は大きい。世界一の座につき、ゴルフ界を君臨するまでになった。これもまた、生活権の象徴でもある。後続組が、陸続として、アメリカを制している。アフリカ勢もそうだ。確かに、ゲイリープレヤーの影響は、おおきいが、食うためには、外へ出なければ、生活は不自由であろう。アニーエルスをはじめ、ニックプライスなどなど、世界スタンダードに基軸をおいて、言をまたない。日本は、綾子が飛び出して、賞金王までなり、殿堂に入った実績もあるが、後続組が、藍がでるまで、誕生をしなかった。
その間のギャップは、埋めようがない。綾子は、同化できなかったアジアの選手である。日本に帰っても、十分、生活は保障されたからであろう。青木もジャンボも、日本が舞台であり、常にその足は、日本にある。青木は、二クラスとバルタロスで全米オープンを戦った。名選手であるが、同化はひるんだ。なぜか、
日本ツアーで、飯が食えるし、美味しい構図があるからだ。両人とも、英語は、不自由である。綾子の英語も聴いた経験はない。USツアーに籍を置いた小林も、綾子の後継者になれなかった。
それは、いつでも、日本にいれば、食える、という生活の保障があったからだ。韓国や中国やアフリカ、オセアニアでは、栄華を極めるには,番外であろう。そもそも、ツアー自体が、成り立っていなかったのだから。日本ツアーが、甘い甘いツアーが、発展を遅らせた原因である。だから、外国勢は、日本で、稼ぐだけ稼いで、今は、よほどでないと寄り付かない。シーズンオフに限り、稼ぎに来る。日本ツアーは、瀕死の重傷である。ワールドスタンダードの枠から落ちたマイナーゴルフなのだ。もう一つの原因は、組織の腐敗にある。いつまでも、長の座にしがみついた人間の悪臭が、漂う。しかし、それは、是正できる最低の構図である。記者は、ロータリーやライオンズの仕組みが、新鮮な進歩的な構図を生みだし、強いては、ワールドスタンダードに追いつく手段と思料している。
もう一つは、社会的に、多大な迷惑をかけた人物が、厚顔にも組織の中で鎮座している。外国では考えられない遊びの日本ゴルフ界だ。彼らの存在が、国家プロジェクトを危うくする。失格をしたプレヤーが、フィールドでまだ、試合を続行している不合理は、どう考えても平仄にあわない。けじめのないゴルフ組織が、日本のゴルフを堕落させているのだ。つまり、日本社会がいい加減なのだ。今の、偽装事件などご照覧あれ!!!いい加減と思いませんか。なにか、狂っていませんか。
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