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石川遼とUSツアー 53 再出発と未来 6 ファンのエネルギー

2013-11-21 | 危うい日本のゴルフの世界

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太平洋マスターズ、連日、遼の応援に余念がない貴婦人たちである。あえて、記者は、会話も交わしたので、感謝の気持ちで、掲載した。太平洋御殿場に来てくれて、感謝あるのみ。www.thegolftimes.jpもチェックしてください。

 

 

遼は、今、メルボルンで日の丸をバックに、代表らしく世界のノータブルと競いあっている。太平洋で優勝した谷原秀人とともにフィ―ルドにいる。世界的に有名なマッケンジーコンセプトのローヤルメルボルンである。オーガスタのナショナルの設計者でもある。グリーンがかたく、スピンがかかりずらい。

全く、御殿場とは、異質のコースなので、順応性が求められる。USツアーの顔の遼は、バーデイも多く、またボギーもそれなりに多く、調整に苦労している。韓国は、ケイジェイチョイとべサンムンのペアだ。マットクチャー、マクドエル、デイ、アダムスコット、ビヨーン、ピーターハンソンなどなど、好敵手が勢ぞろいして、国の名誉に貢献している。154戦ぶりに一勝したスチールマンが、桧舞台で頑張っているのも、興味ふかい。

遼は、ゴルフ技術で、日本最高の地位に君臨する日も遠い話ではない。理由は、海外で適応力が充実してくる機会がほかの選手よりも豊富であるからだ。適応力は、磨いて増幅するよりも、生まれ育った時から、特別の感覚を備えていたというのが、根底となる。モーツアルトが、生まれながら、音楽才がすぐれていて、一度聞いたら、すぐに、それを完全に弾けたというように、スポーツでも、素質が、ものをいう。ゴルファーで成功した選手は、努力と天賦の結合で、競い勝ったが故に、世界の中で、名声を博したのであろう。遼の5年後の未来は、荘厳な開花を期待できると記者は読んでいる。英樹の方が、咲くのは、早いかもしれないが、二人の躍動は、世界の顔となろう。いままで、成功した選手としては、丸山茂樹であろうか。繊細な感覚は、彼が喘息で苦労した幼年期に蓄積された財産である。マルをもッと、日本は評価すべきと記者は考えている。女子では、文句なく、綾子である。あのすばらしいインパクトへのリズムは、世界の見本である。だから、綾子をもっと、日本は、再評価して、研さんをする時が来ているのではないか。

遼の世界は、ファンと共にある。遼が、ファンを大事にすれば、その見返りに、遼に力が湧現する効果を傍から感じとれる。人気が、ものをいう職業であるから、ファンがどれだけいるか、スポーツマンのランクがわかってくる。人気には、勝利が必要である。ファンアから、冷めた目で見られる選手は、舞台が生きてこない。人気商売は、スポンサーではなく、ファンがいるから、スポンサーが動くのだ。日本の選手は、よくこのことを間違える。時間を気にせず、最後までサインするミケルソンをどう思うか

スポンサーは、常に、どれだけギャラリーが付くか、テレビを見るか、ファンの動向が、一番、気になっているのだ。ファンを大事にしない選手は、スポンサーもつかない。強いから、ファンが付くのでなく、共感を覚えるから、ファンが多くつくのである。ファンが、いなければ、スポンサーもなくなる。

こんな小学生でも,解ける方程式を、なぜ、ゴルフ界は、わかっていないのだろか。世間の7不思議である。

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