アーノルドパーマー招待
ベイヒルの風
遼、 また、一段階、登る。
いかにも、アダムは、クルージングで、最低19アナダ―で優勝するものと決め込んでいたが、まんまと、裏切られた。初日に、遼が7アンダーという快挙発進で、追いつくには、並大抵では、アダムの牙城を落としきれないと、気持もいさんでいた。なぜならば、アダムが、初日10アンダーととてつもないスコアをだしていあたからだ。
遼は、アダムの実力は、熟知している。何度か、一緒にプレーをしているからだ。その意識が仇になったか、遼は、2日目を、オーバーパーにしてしまった。ドライバー、アプローチ、パットは、いいのだが、気持が少し、高ぶったかもしれないし、アダムが独走すると決め込んでしまったからだ。
ゴルフは、全く、下駄をはくまでわからない。3日目まで、独走態勢に入っていた、アダムが、3日目伸びずに、下から押し上げられた形で、スコアが伸びず、最終日の赤信号がついたまま、アイアインのショットに切れがない。別人のゴルフプレーになっていた。全英オープンで、エルスに逆転を許した時の悪夢を見ているようであった。負けてもともとのエヴリーは、ツキも味方して、初優勝してしまった。マスターズへの切符も手に入れた。運とは、おそろしい。アダムの隙が、どこに生じたのか、どこが、女神に嫌われたのか、記者はひも解いていた。それは、あまり10アンダーでサをつけすぎたために、うさぎさんになってしまったのだろうというほかに言葉がない。遼は、アダムを観てしまった。2日目のオーバーパーが痛い。すごく痛い。朝早いスタートで、眠気やだるさがあったのだろうが、胃袋が、張って消化のないまま、飛び出していったのだろう。集中力に、ゆるみが出た。でも約束は、当然、遼は守った。ベスト10につける大きな収穫であった。遼は、いままでの勝負で、一番、充実しきれたゲームと吐露しているのは頷ける。8位のランクで、自信は裏付けとなった。難コースの2連続、好成績は、ヴァレロテキサスオープンの優勝候補に、ツアー記者たちは、遼を入れ話題にした。それだけ、専門家の間で、ツアーの顔になりつつある遼のパーフォーマンスだ。記者は、それみたことかと、腹の底で、外人記者たちを、もっと勉強せいよ!とはっぱをかけている。遼は、約束を決して、裏切らない、若獅子だ。英樹も、マスターズに全力投球だが、今の力では、遼の方が上位にあるとおもう。英語ができるようになったのも、おおきい。
後2試合で、マスターズへ、運命をかける。万が一、不出場となっても、あきらめる理由は、何もない。これからが、勝負の世界と考えるからだ。遼は、タイガーより、16歳も、若い。遼が、タイガーの年になった時は、遼は、最低16勝は、していると記者は、真剣に思っている。岡本綾子が、USツアーで、14勝すると考えた日本人記者は、いなかったのだから。しかも、賞金王にまで上り詰めた綾子は、日本のダイヤモンド以上の価値がある。遼は、そのようなビッグな驚きの世界的プレヤーの素地をいま、作っているところだ。残念ながら、その時まで、記者は、命を繋げないが、記録にしておきたいのだ。
タイが―の故障は、マスターズの世界を変えるだろう。タイが―の回復が、完全になるとは、信じがたいからだ。4月10日には、メジャー第一戦が始まる夢の舞台だ。旧知のトムワトソン、ベンクレンショー、ゲイリープレヤー、二クラス、その他、大勢に会ええるのも、楽しい。 遼は、出たいだろな。チャンスをものにしろ!!英樹の故障も気になる。記者は、33回目のマスターズ取材を招待されて現場に向かうが、どうしても、遼のことが気がかりで、水辺を飾る色とりどりの花水木を桜になぞらえて、観る心も、いまひとつ、冴えないか。遼は、オーガスタの舞台が似合うのだ。
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