青木選手、ありがとう、50年の刻み
青木功が感じる日本のゴルフツアーの危機、
青木功が50周年の偉業を成し遂げ、にぎにぎしく、青木功を祝う会が、都心の帝国ホテル、富士の間に大勢の関係者を呼んで19日、16時半から、行われた。青木の貢献度は、すこぶる記録すべき忍耐と情熱でここまで成し遂げられたといえる。記者の眼から見ると、外見、青木は、ざっくばらんで身勝手な人間に見えるかもしれないが、真実は、とても、よく人の気持ちがわかり、面倒見もよく、内心を肉体も含めて、磨きに磨いて、おごることなく、スポーツマンとして記者が最も尊敬できる人物である。偉ぶったところもなく、奥方の賢妻の知恵さんの言うことには、逆らったところを見たことがない。きっと、青木は、日本のゴルフが、マイナーにならぬように、心を砕いているのだろう。青木の顔がいい。
さて、今年の日本のゴルフツアーの続きである。ツアーを見ていて、まず、緊迫感がない。実に、面白くないのだ。そういう中で、一番、記者が、ドキドキしながら、観た試合がある。日本ツアー選手権、宍戸ヒルズで開催されたのは、周知の事実で、無名の竹谷佳孝である。すべて60台のスコアで、19アンダーまで、5連続バーデイなど入れて頑張り、体は、大きくないが、切れ味の真庭念流型で、外国勢が7人も上位をうかがう中、孤軍奮闘、初優勝が、この大会であった。年齢もかなり行っているが、苦労を重ねた技術と精神は、見事、華が咲いた。17番、18番、固くなったのであろう、ボギーにして、プレーオフかと思われたが、相手が、ぺナルテイ2を食らって、終了。竹谷の勝ちが決まった。結果は、竹谷に救われたツアー選手権であった。
女子ゴルフは、ツアーは、4位までが外国の選手、本当かウソか、しらないが、あまり勝つのは、遠慮しましょうね。と合言葉がるあると。風聞が、本ものらしく聞こえるから不思議だ。それでも、スポンサーが、減らず、増えていく女子ツアーは、人気の絶頂にある。記者の眼には、上田桃子が、アメリカではいい成績を残せなかったが、今年は、勝利をして、涙ながら、語った桃子に、いい選手になったね、と褒めた。いい女の顔を見せてもらったからだ。そのごも、落ち着いて、騒ぐことなく勝ちを一つ加えた。残念なのは、比嘉、渡辺、藤田光理が、賞金争いに顔を出さず、予想が外れたことだ。
あとは、孔明の賞金王、手島のPGA選手権の勝利、片山の一勝、藤田の頑張り、であろうか。 岩田が、もう一歩で、大魚を逃がしたWGCは、岩田がいかに世界を目指して猛練習しているか、見えたような気がする。後、猛練習しているのは、藤田くらいだろう。ほかの選手は、アマチュアより、稽古しないのだから、本番で、いい技術が出せるわけがない。
300ヤード、が必要な時代。強烈な練習が、必要だろう。
外国から来た一流ではない選手に、あっさり負ける日本のプロ、人気の出ようがないのは、不思議ではない。
いくら、組織が、大車輪を回すように発破をかけても、選手が、その気持ちがなければ、ツアーは、マイナーで終わる。腕も磨き、流す涙が、ゴルフファンを逃がさないのだ。そういった意味で、竹谷に、ありがとう、と言いたい者である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます