女子プロの世界は、下克上の真っただ中にある。一度、落ちると、上り詰めるには、想像を絶するエネルギーが必要だろう。
エリエールで観た新旧交代劇のツアー
15歳のアマチュアでツアーを優勝した勝みなみが、プロになって5年ぶりに優勝した。一時ゴルフをやめようかなと思ったりしたが、周りにさせられ、一回り大きくなった勝だ。
賞金王は、また外国勢アンソンジュ、賞金王を目指してあくなき戦いを挑んだ元世界女王の申ジエは、エリエールで4位に終わったので、2位に甘んじた。この二人に追いつくのは、鈴木愛であったが、ツアー半ばで負傷し、ブランクの期間があり、4勝はしたが、3位につけた。成田や比嘉、菊池、岡山、松田が頑張った今年である。
上位50位までがシード権を持つが、笠りつこ、渡邊彩香、などが落選、吉田弓美子、服部真夕の知名度のあるプロがシード権失い、地獄を見る。森田理香子は引退、次々と登ってくる若手の嵐に吹きまわされる女子の世界である。マチュアと大差がなくなった今、激戦を勝ち抜くのは容易ではない。アッというまに、消え去る名前は、忘れられ時間を追う余裕さえない時代だ。さあ―どうなる女子ツアー、まだテイ―グランド、テイ―アップ寸前でブンブン振り回し、体操する選手が多いが???品格に問題あるツアーだ。
まずプロテストのライセンスが必要のツアー競技、ますます、激しくなる世界だ。外を見れば、晩秋の気配、紅葉に命芯を洗われ、蘇生の定めに感涙する。
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