Congrats !! Jordan Spieth !
Best season for J.Spieth !
こううまくシナリオができてしまうと、あっけにとられて、評論をうまく表すのが、かえって難しい。22歳にして、今年、5勝、メジャー2勝、加えて、Fedex cup を得意なパッテイングで、あの難しいEast Lake を征服したのは、当たり前のような気もするが、とんでもない成果ともいえる。記者が、3日前に、スピース優勝可能性80%以上あると言い切ったにしても、真実、そうなるとは、シナリオには、書けない文章であったのは間違いない。22歳にして、1年、5勝したのは、ジーンサラゼン以来だから、遠い昔の話が現実になる。
タイガーを見て、神がかりのプレーに、酔いしれて、ゴルフの世界に入ってきたヤングライオンたちが、ベテランをあっさり、うっちゃり、我こそは、タイガーの後の主人公なりと吠えて大活躍をしている。スピース、マクロイ、デイ、ファーラーの4強がそろった現在だ。そのあとに、英樹やダニーリー、が続く。チャンスと言えば、このファイナルで、マクロイにも大いにあった。ただ、積極的に、攻めた3日目のラストホール、パー3で、バンカーのふちに打ち込み、寄せを失敗して、ダブルボギーにしたのが、致命傷となり、固唾をのんだ。なぜならば、このコースの1打は、オーガスタの2打に値するかもしれない。英樹は、調子があがらないまま、ファイナルに入り、出入りの激しいゴルフしかできなかった。でも、世界ランク16位にあるのは、立派。プレジデントカップが、大いに、期待される英樹のゴルフだ。
10億円を手にしたスピースは、これは、チーム全体で、勝ち取った勝利で、自分だけが走って勝ったのではない、とインタヴューで力説していた。記者は、今年のスピースは、雲間を通過する始まりではないかと考えている。スピースの謙虚さは、誰にでも,好感を持って迎えられている。見事な王者ぶりには、かのジョニーミラーさえ、歓喜をもって讃えている。マクロイを追うものは、リッキーとスピースと思っていたが、すでに、デイがその牙城に迫り、スピースは、マクロイと現状では、5分か、それ以上にランクがあるのではと考えられる。
優勝の度に、妹のエミーや両親が駆けつけているのも、彼の原動力になっているのでは、と思う。スピースを嫌いなゴルフファンは、おそらく世界には、いないのでは、ないかと思う。つまり、アーノルドパーマー型の人気を長く保っていくのではないかと記者が考えている。
4日間、60台で、プレイしたスピースに、英樹は2度しか60台に入っていない。昨年、フェニックスでは、英樹に軍配が上がったが、その翌週、オーストラリアオープンでは、ドライヴァーも調整ができて、最終日、63を出して、9ストローク離して優勝した。
そこから上げ潮で、その余韻をもって、マスターズにも入れたのだと、記者は、考える。だから、今年の強さは本物だ。しかし、来期はどうか、それはわからない。なぜならば、世界一を誇ったマクロイが、今年は、不調になってしまったからだ。それまでは、タイガーを超える大選手、マクロイになっていたのだから。❓????読者は、どう思いますか。
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