昨日の水上機の思考実験の後、翌日には応用によってアイディアが発展しました。
一つは推進をプロペラからジェットにすることによって、理想の水上機に近い
ものができるのではないかという推測です。
(図が見づらかったので着色しました。)
上の水上機からフロートを取ると、初期のジェット機によく似ています。
そこから最初の実用ジェット戦闘機Me-262を水上機化することを思いつきました。
ジェットエンジンに水しぶきを吸引することを考えて、フロートの位置を修正
したりしていますが、あくまでもアイディア上の飛行機ですね。
プロペラ推進を牽引式から推進式に出来ないかと考え、主翼から二本のブーム
を伸ばした型を乗せてみました。この機体の形式は、各国でよく見られます。
上の続き。
ブームを省略して、フロートを使うことを考えました。
フロートの後部に尾翼がついて、半分飛行艇のようになっています。
ブームを省略することで重量を軽減できましたが、尾翼が水しぶきの影響
を受ける位置にあります。これは良くありません。
昨日の水上機のフロートを引き込み式に出来ないかと考えた図です。
このような引き込みフロートのアイディアは実際にあり、実験的には成功
しているそうです。
前後のフロート支柱の長さが異なっており、引き込むと機体の斜めの角度と
合致するようになっています。
思考実験によって得られたノウハウは応用が利くという例です。
ただし、これが実際に飛ぶかというと未知数と考えるべきですね。
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