社会福祉士「とど」の うつ病と脳卒中の闘病日記

医療ソーシャルワーカーだった「とど」が、うつ病と脳卒中に。
それからの闘病の様子や趣味の事などをつらつらと…。

右被殻出血・入院5日目

2014年09月14日 21時00分00秒 | 被殻出血入院
午前中にDr回診。
回復は順調とのこと。発症一週間後となる17日のCTの結果次第では退院方向も、って事でした。
Ns曰く、リハビリ転院も含めてって事みたい。それにしても早いなぁ。
私が医療ソーシャルワーカー(以下、MSW)をしていた時も、早い患者さんだと入院一週間位で退院、特に転院(リハビリ転院、施設目的の療養入院)や最終目的が施設になりそうな患者さんには早期に話が出ていました。
でも、患者さんや家族って、発症一週間位で発症してからの状況の変化を受容する(受け入れる)っていうのはで難しいんですよね。
ところが、急性期(救急の積極的治療を行う期間)病院にしてみれば、救急の患者さんはどんどん運ばれてきてベッドのやりくりが大変。
だから急性期を脱した患者さんには早期退院を勧めるしかない、という理由がある訳です。
私は、それでも受容する時間を提供するのも急性期病院の役割だと思うのですが…。
(この辺りの考え方が前所属病院の経営陣とは意見が合わなかったんですよね。それが幾重にも重なっていろんな精神的負荷が積み重なって、私はうつ病になりました…。)
さて、話は元に戻して、今日も点滴は2本。病棟内歩行は2周でやめておきました。
ちなみに、寝ている時の頭の向きですが、血腫がある右側を上に向ける左向きになると頭痛を感じます。
上向きや、血腫が下になる右向きでは頭痛は感じません。
やっぱりまだ血腫の影響があるのかなぁ。
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右被殻出血・入院4日目

2014年09月13日 21時00分00秒 | 被殻出血入院
朝食から常食(糖尿病食:1500kcal/day)になりました。
昨日は1700kal/dayだったのだけれど、BMIが高いので、減らしてもらうようにお願いしたんです。
午前中に入浴。知らなかったんですが、今日は入浴日だそうで。
一般浴でヘルパーさんの一部介助で入りました。
下肢の持ち上げ時、思っていたよりも足が重く感じましたが、手すりやシャワーチェアを利用して何とか入れました。手すりは自宅の浴室も考えてみましたが、自宅の方が手すりが使い易いので問題ないだろうと感じました。
ヘルパーさんの評価も上々でした。
何より、数日ぶりの入浴、それもデイサービスでの運動で汗をかいたままでしたので、一昨日清拭してもらったとはいえ、やっぱり体を洗って、5分位お湯にのんびりとつかって、気持ち良かったのが一番でした。
入浴後、11:30から点滴を2本(ソルラクトS/500ml,グリセオール/200ml)。
リハビリで歩行訓練。病棟内点滴台歩行独歩可となりました。
早速喜び勇んで歩き回ったら疲れたので終了。30分位かな?
理学療法士から「疲れない程度に」と注意されてしまいました。
15:30にはコーヒーが出ました。
脳梗塞の時入院していたN病院の某Drは「コーヒーは興奮作用があるから脳卒中の患者には良くない」と嫌っていたのですが、脳神経外科専門のK病院ではコーヒーを云々言う以前に出してくれました。
考え方の違いでしょうが、面白いものですねぇ。
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右被殻出血・入院3日目

2014年09月12日 21時00分00秒 | 被殻出血入院
朝6時前、隣の患者さんが騒いでる声で目が覚めました。
「暑くて全然眠れなかった!!」と執拗に繰り返していました。
対応していたNsは、窓を開けたりエアコンの設定温度を下げたりして対応し、その患者さんはやっと静かになってくれた。
けれど、ぅおいっ!!
患者はこっちにもいるんだぞっ!!
と、イラッとしてしまいましたが、なんとか抑え込み。普段なら屯用の安定剤を内服するところですが、無いので我慢するしかありません。
自分は寒くなって仕方がなく、布団に潜り込んで寒さをしのぎました。
隣の患者さんの要望を聞く事に文句を言うつもりはありません。しかし、同室には私もいるんです。私の意見、状態を確認しながら事を進めるべき、と、対応していたNs・助手さんに憤慨してしまいました。
隣の患者さんは、最初から個室の特別室希望だったようで、結局午前中に特別室に移っていきました。安静室から出て、一晩様子を見るために同室にいただけみたいです。
で、今度は自分が窓側へ移動となりました。確かに廊下側に比べるとエアコンの効きが悪いし、直射日光もさしてきます。でも、騒ぐ程ではないと思いました。まぁ、こればかりは個人差ですから何とも言えませんね。
後でよく見たら、部屋の入口付近にエアコンの吹き出し口がありました。これではカーテンを閉めたら風が十分に届きません。だから私と暑さの違いが生じたのでしょう。でも私は窓の開閉で十分調整が出来ました。
さて、治療の方は入院時から持続されていた点滴が昼でいったん終了し、夕方16時から2本。
あとはリハビリ(理学療法)が開始となりました。
座位と立位でいくつか動作確認をして、10m位の距離を点滴台支持で歩きました。とりあえず、点滴台歩行でトイレまでは許可が出ました。そのおかげで、尿器に頼っていたトイレも、自分の足でトイレに行けるようになったので嬉しかったです。
考え見ればまだ発症3日目なんですよね。
なんか自分の回復力に驚いています。
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右被殻出血・入院2日目

2014年09月11日 21時00分00秒 | 被殻出血入院
点滴は続く…。
朝、MRIを撮りました。
9:30からDrから家族への説明がありました。患者本人である私は同席しなかった(呼ばれなかった)ので、説明を受けた妻から内容を聞きました。
「MRIでの血管は綺麗だった。今回の出血は高血圧性のもので、出血も少ないので点滴で様子をみていく。経過は良さそうなので、リハビリ転院せず、直接家に帰れる可能性が高い。」と言う事だったそうです。実際、今回出現した左上下肢の麻痺も、呂律のまわりも、共にかなり改善しているのが実感出来ています。
点滴は相変わらず続いていますが、昼から絶飲食解除となり、全粥・軟菜食が出ました。松花堂弁当で、鮭フレークを混ぜたお粥でした。丸1日何も食べていなかったので、美味しかったです。
その後は持続点滴を受けながら安静にしておりました。
夜の21時、急にNsがやって来て、病室を移って欲しいと言ってきました。重症患者が搬送されてきたそうで、軽度の人からお願いしているとのこと。私も昨日入院したばかりなんだけど、と思いつつも、確かに発症時と比べれば急激に回復しているし、重症度で見れば軽度になるし、症状もDrもびっくりする位改善しています。という事は、安静室を出るのは当然かも。「家族に病室変更のことを連絡しておいて欲しい」旨お願いし、承諾してもらった上で、一般病室の2人部屋に移りました。
同室になった人も自分と同様の理由で部屋を移ったらしかったのですが、この人がマイペースというか身勝手な人で、ぶつぶつ何か言ってると思ったら急にTVつけてCH何度か変えて、結局電源を切る。そんな事を繰り返していました。とにかく落ち着きがありません。
最初はイラッとしたけれど、以前入院した時もこの手の人はいたので、無視して寝ました。
脳神経外科、神経内科の疾患ではキャラクターが変わってしまったり、感情コントロールが出来なくなってしまう事もある(いっぱい症例を見てきました)ので、それを考えれば仕方のない事なのかもしれない、と自分を納得させつつ…。
あと、別にこっちが何かしてる訳でもないし…。
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右被殻出血発症

2014年09月10日 14時30分00秒 | 被殻出血入院
突然の事でした。
私は、脳梗塞後遺症で現在要支援2の認定を受けています。
そこで、毎週水曜日と金曜日の午後、短時間機能訓練型デイサービスに通所しており、今日もいつものように通所して運動していました。
最初のメニュー、レッドコードの運動中でした。座位から立位になったとき、最初の異常を感じました。いつもより安定感が保てないのです。
手足の位置を調整してレッドコードは終了したのですが、水分補給に行く時、無意識に左足を引きずっていました。
ボトルを持って水を飲もうとした時、次の異常を感じました。ボトルを持って口の手前に持ってきたまま、あと少しの位置で手が止まっているのです。
更に、それをぼーっとみている自分。「まずい!」と思いました。
しかし、何故か慌てる事はなく、脳梗塞再発を疑って、両手を水平にあげてみました。
すると、左手が挙がり切りません。大きく左右差が生じていました。「やっぱり脳梗塞再発…」そんな言葉が頭の中をかけ巡りました。
いすに腰掛けて相談員に声をかけ状況を説明していると、途中から呂律のまわりが徐々に悪化。すぐにN病院を受診する事になりました。
結果は「右被殻出血」でした。「脳梗塞再発」ではなく、新たに「脳出血」とは…。
N病院には脳神経外科が無かったので、すぐに救急車でN病院の近くにある専門のK病院に搬送され、安静室へ入院となりました。
当然、絶飲食で、点滴3本,酸素を3Lという状態でしたが、幸い気付くのが早く、血腫(出血した血の塊)も小さかったため、手術はせずに点滴で経過観察することになったそうです。
それにしてもK病院の安静室は面会が厳しく、決まった時間内に家族1人だけ。それも5分です。家族の、そして患者本人の気持ちはどうなんでしょう?
脳梗塞の時に入院したS病院のSCU(脳卒中ケアユニット:脳卒中患者専門の集中治療室のような病室)だってもっと面会は自由でした。
なんか苦痛です…。

被殻出血は、脳の被殻、簡単に言えばこめかみの奥の、脳の中心部と、そこから外に向かって中間地点位までの部分で、この部分に出血を起こすのものを言います。
脳出血の約4割を占めると言われているそうです。
発症時には、頭痛、吐き気、めまい、意識障害がみられるようですが、私の場合はどれも自覚症状としては見られませんでした。
後でいくらか意識混濁(意識障害)があった感じなので、早期発見だったようです。
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