社会福祉士「とど」の うつ病と脳卒中の闘病日記

医療ソーシャルワーカーだった「とど」が、うつ病と脳卒中に。
それからの闘病の様子や趣味の事などをつらつらと…。

脳梗塞・入院2日目

2017年11月30日 14時10分40秒 | 脳梗塞入院
2012年9月1日(土) 晴れ
入院2日目。

入院初日の夜、38.8℃の熱を出してクーリング。朝には37.7℃まで下がり、その後は少しずつ下がりました。
(微熱状態はその後も続きましたが…)

また、SCU室内のいろんな音が気になって、安定剤をいれてもらったりもしました。

入院時から酸素吸入をしていましたが、上を向いて寝ているとSpO2(サチュレーション/血中酸素飽和度)が52%まで落ちてしまうため、横を向けられていたりもしました。
(左半身の感覚が鈍いため右向きに寝ていたそうです。)

反面、「唾液がでるようになってきた」という良い傾向もみられたようでした。

この時点での身体状況としては、
・動くと「フワー」っとした感じがする。
・右半身は痛みを感じるが、左半身は触られている感覚がない。
・目の見え方で、左右でものの見える大きさが違う。
 (どっちがどうだったかは覚えていません…)
・目の付随意運動がある。
という感じでした。
(他にもいっぱいありますけどね。)

何はともあれ、管がいっぱいつながったままの療養…。

本人は静かに寝ているだけだと思っていましたが、実際にはいろいろとあったようです。

脳梗塞の治療ですが、Opeは行われず保存加療となったので、入院2日目からは早速リハビリ(理学療法-PT-)が始まりました。
MSWの時にはこれを治療上のルーティンと考え、気にもしていませんでしたが、患者になって初めて思いました。

「もうリハビリ開始?」

いわゆる早期リハビリと言うヤツです。今となってはかなり認知されていると思いますが、結構大切な治療です。

ただ、さすがに発症翌日から、それもSCUにいる状態で、リハビリ室まで行くのはリスクがあります。
だからでしょうか?
SCUの廊下にある手すりを使って、立ち上がりの訓練から始まりました。
ベッドからの離床は車いす使用です。歩けませんから…。

正直なところ、入院してすぐのリハビリ開始はキツいですね。
それも、なぜ早期リハビリなのかの説明も無いままにリハビリ開始です。
私自身が以前勤務していた病院で、PTも知っているスタッフだったので、省略されたのかも知れませんが、患者という立場としては「説明なしはちょっと如何なものかな」と思います。

SCUでの入院生活ですが、SCUの部屋自体は夜も真っ暗にはならず、看護師が仕事をするのに必要最小限(なのでしょう)の明るさが確保されています。
患者はいろんなモニターが付いており、バイタルチェック、点滴交換、患者の様子を確認するなど、目視しないと出来ないことが多いので、しかたないでしょう。
入院患者である私は、部屋の明暗は気になりませんでしたが…。

とにかく、リハビリ以外にはやることがありません。

あとはベッドで寝ているだけです。点滴をじーっと眺めたり、寝たり起きたり、特にやること無くても時間は過ぎていって、でもそれが苦になるような感覚はやっぱりありません。
病気だからですかね。

それでも、家族の面会は嬉しくて、奥さんは2日目も仕事を休んでいろいろ入院に必要なものを整えたりしてくれました。
でも、面会時間も決まっているので、入院5日目からは夕方1時間年休(有給)で毎日面会に来てくれました。
1日も休まず毎日です!!
有り難い事です。
奥さんに深謝です。

奥さんの職場も協力的に考えてくれて、奥さんに「しばらく休めば」と言ってくれたそうです。ただ、やることもないから、と奥さんが完全なお休みは辞退し、私が入院している病院へ行く時間を考えて、定時から1時間早く仕事をあがらせてもらうという事で、当面1時間有給を取らせもらうことになったようです。
職場は、遅番とかのシフト勤務もあるんですが、これは当面免除してくれたそうです。
ちなみに、奥さんの職場の人、結構私も知っている人がいて、心配してくれたというのもあるようです。
嬉しいことです。

そんなこんなで、しばらくSCUでの入院生活となりました。
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デイサービス

2017年11月30日 13時29分52秒 | 自宅療養
デイサービスでした。

血圧の薬が変更になってから初のデイサービスでしたが、BPは問題なし。

普通に運動してこられました。

ただ、先週は仕事、週末はコケて膝その他ケガ、で、今週の火曜日は膝が痛くてお休み…。

という訳で、丸々1週間ぶりのデイサービスだったんです。

おまけに、からだはいろんな原因でバキバキでしたから、デイサービスでの運動は結構キツかったです。

デイサービスの中でも、移動中に、置いてある椅子に2回も足(右足の小指)を引っかけて転びそうになったりして。

注意点が多い今日この頃です。
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脳梗塞・発症~入院

2017年11月29日 20時41分00秒 | 脳梗塞入院
2012年8月31日(金) 晴れ
連日の猛暑日。

朝6時頃、激しい頭痛で目が覚めました。
まるでアイスピックで頭部の右横を突かれたような感じ、というのが自分としては一番しっくりくる表現です。
この時は、妻に痛み止めをもらって内服し、痛みも落ち着いてきたので再度寝ました。

8時頃、朝食に起こされた時、顔の右側にシビレ(顔面麻痺)を感じました。水分を摂ろうとペットボトルを口にしたのですが、水分が全く飲み込めなくなっていました(燕下障害)。

こうした状況から、職業柄、脳血管疾患の患者さんに関わる機会も多かったので、現場で培った知識から、自分が脳梗塞を発症した可能性が高いと考え、妻に救急車を呼んでもらいました。

救急車は5分程で到着するというので、まだ体に麻痺を感じていなかった私は、自力で動けるうちにと、急いで着替え、トイレに行って、二階の寝室から一階のリビングへ移動しました。
リビングのソファーに座って数分後、救急車が到着し、救急隊員の方に症状の確認等をされた後、救急車へと搬送されたのですが、私としての記憶はこれ以降しばらく跳んでいます。
救急車の中で救急隊員と話した覚えはあるのですが、その内容はまったく覚えていません。
気が付けば、急病センターへ到着した時、MRを撮りに行く時、後は救急治療室の白い天井をじっと見ていた記憶しかありません。

ところが、実はこの記憶、最初から違っていたようです。
奥さんから聞いた実際は以下のようでした。

私は、朝5時過ぎに目が覚めてごろごろしていたそうです。
6時過ぎに頭痛の訴えがあって痛み止めをもらい、目と鼻の奥が熱いと訴え、アイスノンをもらって冷やしたそうです。
8時頃、頭痛は軽減されたものの、顔のしびれを訴え、手指の動作確認をしていたようで、奥さんから水分補給を促されたところ、嚥下困難で吐いてしまったらしく、飲み込めないと訴えたそうです。
この段階では奥さんが車に乗せて病院に行くつもりだったようですが、着替えてトイレに行って戻ってくる時、支えがないと歩けないような状態だったらしく、この時点で救急車を呼んでもらう事にしたそうです。
二階から一階のリビングへは自力で降りてソファーに座ったそうです。

救急車内でのバイタルは、BP178/112、P82だったそうです。

血圧高っ!

急病センターではCTでは診断出来ないとの事で、MR検査も行う事になったとの事で、その結果、「首の後ろの動脈が一部詰まった事による脳梗塞で、原因は不明」という説明があったそうです。
その後、神経内科のDrから、「最初は内科的治療をする。一週間は症状が安定せず、悪化する可能性もある(悪化したら脳神経外科へ転科)。血圧、血糖値が高いため、このコントロールも必要。」との説明もあったそうです。

入院はSCUと言うことでしたが、急病センターに搬送されたのが8:50過ぎで、SCUに搬送されたのは13時頃だったそうです。

SCU入室後は、家族に「ごめんね」と繰り返し言っていたそうです。


で、SCU(Stroke Care Unit:脳卒中集中治療室)に搬送されてからの記憶は、経鼻経管栄養の管(NGチューブ)を挿入される時でした。
看護師が飲み込むようにしろと言うのですが、嚥下障害で飲み込みが出来ないのだから、これは無茶な注文です。
とりあえず、飲み込むつもりでじたばたしてたらNGチューブは無事胃に入ってくれました。
これが気管支にでも入ろうものなら大変ですから…。
その後、尿意をもよおしたので、看護師に訴えたところ「おむつの中にしていいよ」と言われました。ところが、出したくても出ません。
そこで、導尿してもらおうとたのんだところ、おなかを押して「まだ300ml位だから大丈夫だよ」と言われました。
しかし、こちらは排尿したいので、しつこく頼んだらやっと導尿してもらうことが出来ました。
そしたら何と『800ml』出た!
看護師の見立て違い。勘弁してほしいです…。
排尿はそのままバルーンカテーテルを留置してもらいました。

食事はNGチューブからの流動食と点滴。
こうなっていると、おなかは空かないもので…。

こんな時「」と思いました。

『人間て普段は何気に食べたり飲んだりしているけれど、これって実は凄い事だったんだ!』

食べられない事に対する悲観的感情よりも、そんな気持ちになって、不思議と嚥下障害自体を受け入れていました。
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脳梗塞入院日記を始めます

2017年11月29日 20時40分39秒 | 脳梗塞入院
これまで、「発症~入院」の1回だけ書いて、そのままになっていました。

やっと、過去の記録を整理して、2012年の脳梗塞入院中の闘病日記を書けるようになりましたので、あらためて発症から書き始めたいと思います。

みなさま、よろしくお願いします。

m(_ _)m
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JARDは早い!

2017年11月27日 13時24分39秒 | Radio
移動する無線局の変更申請をしました。

今回は、

・FT8を始めとしたデジタルモードの追加
・旧保証認定機種で新スプリアス保証認定を受けられる機種の入れ替え

でした。

送信機の「交換」「増設」は、新スプリアス保証も兼ねてくれるので、これまでのTSSではなく、初めてJARDにしました。

11月21日に簡易書留で郵送。

今日、11月24日、「アマチュア局の保証通知書」が届きました。

何と早いことでしょう!!

音沙汰がないまま、ということもありませんし、確実に郵送で通知も届きました。

やはり、保証料が高いだけのことはあるんでしょうかね。

(新スプリアス保証も兼ねているなら安い?)

今回の申請が完了したら、残った旧スプリアス機種の「信スプリアス保証」を受けないといけません。

移動しない局にも1台あったなぁ…。

奥さんと姉夫婦の再免許申請を済ませて、引き続きです。

奥さんの送信機も旧スプリアス基準の機種を外す等、構成を再考した方が良さそうなので、場合によっては変更申請も必要になりそうです。

もう暫くは無線局の申請処理に時間を取られそうです。


P.S.
移動しない局のFT8等追加は総通へ直接「電子申請・届出システムLite」で出しました。
どうなりますか。
11月18日に申請。
本日11月24日に「審査中」になりました。
こっちの方がのんびりですねぇ。
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