工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

不思議な・・ご依頼?

2012年02月25日 | 日記
昨日 教室でいつものようにワイワイと洋裁をやっていると

なにやら・・人影が・・・



ドアを開けて入ってこられたのは背の高いガッシリとした外人さん。



佐世保は 米軍基地があるため

時々 お店に外人さんが間違って入ってこられることもあるのですが・・




とりあえず 話しを聞いて?みると





「”#$%&*+@?><”#・・」








さっぱり・・わからない・・・




でも・・どうやら 洋服を作って欲しいという内容らしい・・




げげ・・洋服を縫うのは私の役目・・ですが・・



こんなに英語がわからないのに・・気に入ってもらえる服など

できるのだろうか?



それでも 話し続ける外人さん



「・・straight line・・・・simple」



どうも・・話しが違うような・・・



よくよく聞いてみると

今 持っているマントをもう一つ作りたいから

教えて欲しい・・とのことらしい。



「teach me




ひぇ~~~



どうしよう・・どうしよう・・・

英語わからないのに・・どうしよう・・

洋裁教えるの 私だし・・・



でも・・・











こんな機会めったにないし・・


面白そうだし




やってみよう





と・・いうわけで・・その生徒さんが時間がとれるようになる

数ヵ月後から マント作りに取り掛かることになりました。

人生初 外人の生徒さん


型紙作りから縫製・・さてさて



ちゃんと・・できるのか?(わたし・・・






まぁ・・人生半分生きてきて

こんなことは今までなかったし・・これから

100歳まで生きても

こんな風に外人さんに洋裁を教えることなど

二度とないかも・・



ならば せっかくのご縁・経験

大切にしてみようかな



もともと 英語がしゃべれないのは 生徒さんも百も承知

それでも 習うというのだから

お互い 身振り手振り・・なんとかなるでしょ



さて・・生徒さんが習いにくるようになるまで

あと数ヶ月あるし

せめて 洋裁用語くらい

少し英語・・勉強しとこかな・・??
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